小テストの時に取ったアンケートについて (2009 年後期)

はじめに
各科目毎の集計
- 基礎数理 II (全学 1 年 B クラス) (11/26 2009 更新)
  - 金曜 1 限: 情報電子・建築 (11/20 2009)
  - 月曜 2 限: 機械制御システム・環境科学 (11/25 2009)
- 基礎数理 IV (火曜 1 限: 情報電子・環境科学 2 年) (12/08 2009) (12/15 2009 更新) [New]
- 応用数理 A (金曜 2 限: 情報電子 2 年) (11/27 2009) (12/03 2009 更新)
それぞれに対する回答 (12/03 2009 更新)

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はじめに

今年 (2009 年) 後期も、小テストを利用して講義に関するアンケートを課してみました。質問内容は以下の通りです。

この講義について、不満に感じるところ、質問、意見などを自由に述べよ

これについて書かれてあったことを、備忘録の意味もかねてまとめてみました。ついでに、それに対する私からの返答のようなものも作成しました。

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各科目毎の集計

基礎数理 II (全学 1 年 B クラス)
金曜 1 限: 情報電子・建築
月曜 2 限: 機械制御システム・環境科学

今回はこのアンケートは点数とは無関係としましたので、白紙もたくさんありました。金曜 1 限 (情報・建築) は受験者 39 人中、

白紙や特になしと書いたもの: 30 名 (76.9%)
不満や要望のみをあげたもの: 6 名 (15.4%)
肯定的な意見のみあげたもの: 1 名 (2.6%)
不満や要望等と肯定的な意見をあげたもの: 1 名 (2.6%)
それ以外の意見: 0 名 (0.0%)
質問: 1 名 (2.6%)

月曜 2 限 (機械・環境) は受験者 40 人中、

白紙や特になしと書いたもの: 32 名 (80.0%)
不満や要望のみをあげたもの: 6 名 (15.0%)
肯定的な意見のみあげたもの: 1 名 (2.5%)
不満や要望等と肯定的な意見をあげたもの: 1 名 (2.5%)
それ以外の意見: 0 名 (0.0%)
質問: 0 名 (0.0%)

となっています。

白紙を含めて特に無し、あるいは肯定的な意見がいずれも多く、必ずしも現状に不満を感じている人はそう多くはない、という結果になりましたが、それはこれまでのアンケート結果を採り入れて、昔行なっていた講義形式とはかなり違った形の講義を行なっているからだろうと思われます。

現在の講義は、実は以前の講義よりずっと講義中の問題を多くして、進み方も遅くなっていて、かなり高校の授業寄りになっています。つまり、以前の講義はもっと進度が速く、板書が多く、演習問題は少ない、という形を取っていました。基礎数理 II は他の専門科目の基礎科目で、ここまでは進まないと他の科目に差し支える、ということも考えられるので、これ以上進度を落す、あるいは問題を増やす、というのは無理で現在のカリキュラムではこの辺りが限界だろうと感じています。

いつも不満や要望には、高校のような授業を望む意見が多いのですが、それを不満に思っているだけでは何も解消しません。早く大学の講義形式に慣れるべきだろうと思います。

最後に個別の意見を、回答へのリンクをつけてあげておきます。 (IIia: 基礎数理 II 情報・建築、IImc: 基礎数理 II 機械・環境、数字は人数)

不満、要望
- 難しい (IIia 1) (回答)
- 演習問題を増やして欲しい (IIia 3) (回答)
- 1 限の授業は脳が働かない (IIia 1) (回答)
- テイラー展開にヤマをはっていたのに出なかった (IIia 1) (回答)
- プリントの文字が読みにくいときがある (IIia 1) (回答)
- 講義の WWW ページを携帯でも見れるように (IIia 1) (回答)
- 進度が速い (IImc 3) (回答)
- 黒板が見えない (IImc 1) (回答)
- 講義中に問題を解く時間を取って欲しい (IImc 1) (回答)
- プリントに誤字がある (IImc 1) (回答)
- プリントの予備を保管して (IImc 1) (回答)
肯定的意見
- 宿題の解答がわかりやすい (IIia 1)
- 静かで集中できる (IIia 1)
- プリントを配布してくれるのがありがたい (IImc 1)
その他の意見
質問
- ある問題の解法がわからない (IIia 1) (回答)