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今年 (2008 年) 後期も、
小テストを利用して講義に関するアンケートを課してみました。
質問内容は以下の通りです。
この講義について、不満に感じるところ、質問、意見などを自由に述べよ
これについて書かれてあったことを、備忘録の意味もかねてまとめてみました。
ついでに、それに対する私からの返答のようなものも作成しました。
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今回はこのアンケートは点数とは無関係としましたので、
白紙もたくさんありました。
月曜 2 限 (情報・環境) は受験者 34 人中、
- 白紙や特になしと書いたもの: 28 名 (82.4%)
- 不満や要望等をあげたもの: 5 名 (14.7%)
- 肯定的な意見のみあげたもの: 1 名 (2.9%)
- それ以外の意見: 0 名 (0.0%)
- 質問: 0 名 (0.0%)
金曜 1 限 (機械・建築) は受験者 54 人中、
- 白紙や特になしと書いたもの: 37 名 (68.5%)
- 不満や要望等をあげたもの: 10 名 (18.5%)
- 肯定的な意見のみあげたもの: 3 名 (5.6%)
- 不満や要望等と肯定的な意見をあげたもの: 0 名 (0.0%)
- それ以外の意見: 2 名 (3.7%)
- 質問: 2 名 (3.7%)
となっています。
白紙を含めて特に無し、あるいは肯定的な意見がいずれも多く、
必ずしも現状に不満を感じている人はそう多くはない、
という結果になりましたが、
それはこれまでのアンケート結果を採り入れて、
昔行なっていた講義形式とはかなり違った形の講義を
行なっているからだろうと思われます。
現在の講義は、実は以前の講義よりずっと講義中の問題を多くして、
進み方も遅くなっていて、かなり高校の授業寄りになっています。
つまり、以前の講義はもっと進度が速く、板書が多く、演習問題は少ない、
という形を取っていました。
基礎数理 II は他の専門科目の基礎科目で、ここまでは進まないと
他の科目に差し支える、ということも考えられるので、
これ以上進度を落す、あるいは問題を増やす、というのは無理で
現在のカリキュラムではこの辺りが限界だろうと感じています。
いつも不満や要望には、高校のような授業を望む意見が多いのですが、
それを不満に思っているだけでは何も解消しません。早く
大学の講義
形式に慣れるべきだろうと思います。
最後に個別の意見を、回答へのリンクをつけてあげておきます。
(IIic: 基礎数理 II 情報・環境、IIma: 基礎数理 II 機械・建築、数字は人数)
- 不満、要望
- 進度が速い/板書が速い (IIma 4, IIic 2)
(回答)
- 難しい/レベルが高い (IIma 2, IIic 2)
(回答)
- 講義中に演習の時間を (IIma 2)
(回答)
- もう少しはっきり話して (IIma 1)
(回答)
- 暖房が時々強い (IIma 1)
(回答)
- 内容がよく伝わってこない (IIic 1)
(回答)
- 宿題の解答にページ数を入れて欲しい (IIic 1)
(回答)
- 肯定的意見
- 宿題があるのがよい/宿題の解答が詳しい (IIma 2, IIic 1)
- 進度は丁度よい (IIma 1)
- 数学者の話がよい (IIma 1)
- その他の意見
- いきなり微分から入ったのでとまどった (IIma 1)
(回答)
- 単位が取れるか不安 (IIma 1)
(回答)
- 質問
- テイラー展開などはどういうところで使うのか (IIma 2)
(回答)
(11/25 2008)
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今回はこのアンケートは点数とは無関係としましたが、ほとんどが白紙でした。
受験者 26 人中、
- 白紙や特になしと書いたもの: 25 名 (96.2%)
- 不満や要望等をあげたもの: 1 名 (3.8%)
- 肯定的な意見のみあげたもの: 0 名 (0.0%)
- それ以外の意見: 0 名 (0.0%)
- 質問: 0 名 (0.0%)
となっています。
ほとんど意見がありませんでしたが、
基礎数理 IV までくるとアンケートに飽きたか、
または時間がなかったか、というところなんじゃないかと思います。
最後に個別の意見を、回答へのリンクをつけてあげておきます (カッコ内は人数)。
(11/25 2008)
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このアンケートは点数とは無関係としましたが、ほとんどが白紙でした。
受験者 18 人中、
- 白紙や特になしと書いたもの: 17 名 (94.4%)
- 不満や要望等をあげたもの: 0 名 (0.0%)
- 肯定的な意見のみあげたもの: 1 名 (5.6%)
- 質問: 0 名 (0.0%)
となっています。
ほとんど意見がありませんでしたが、
基礎数理 IV までくるとアンケートに飽きたか、
または時間がなかったか、というところなんじゃないかと思います。
最後に個別の意見をあげておきます (カッコ内は人数)。
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作成日: 06/28 2011
竹野茂治@新潟工科大学
(shige@iee.niit.ac.jp)