今年 (2006 年) 後期は、小テストを利用して講義に関するアンケートを 課してみました。質問内容は以下の通りです。
この講義について、不満に感じるところ、質問、意見などを自由に述べよこれについて書かれてあったことを、備忘録の意味もかねてまとめてみました。 ついでに、それに対する私からの返答のようなものも作成しました。 目次に戻る
金曜 1 限: 機械制御システム・建築
月曜 2 限: 情報電子・物質生物システム
今回はこのアンケートは点数とは無関係としましたので、 白紙もたくさんありました。 金曜 1 限 (機械・建築) は受験者 59 人中、
情報・物質の方に意見等がほとんどなかったのが若干気にはなりますが、 白紙を含めて特に無し、あるいは肯定的な意見がいずれも多く、 必ずしも現状に不満を感じている人はそう多くはない、 という結果になったと思いますが、 それはこれまでのアンケート結果を採り入れて、 昔行なっていた講義形式とはかなり違った形の講義を 行なっているからだろうと思います。
現在の講義は、実は以前の講義よりずっと講義中の問題を多くして、 進み方も遅くなっていて、かなり高校の授業寄りになっています。 つまり、以前の講義はもっと進度が速く、板書が多く、演習問題は少ない、 という形を取っていました。 基礎数理 II は他の専門科目の基礎科目で、ここまでは進まないと 他の科目に差し支える、ということも考えられるので、 これ以上進度を落す、あるいは問題を増やす、というのは無理で 現在のカリキュラムではこの辺りが限界だろうと感じています。
また、本来演習問題等は皆さんが自分で解くべきもので、 本当は、講義中に解く時間を与えたり、 講義の説明に必要なもの以上の問題の解説 (例えば宿題など) を 行なうべきではないと思っています。
高校までの優しい授業を良かったと考える気持は分からなくはないですが、 それを不満に思っているだけでは何も解消しません。早く 大学の講義 形式に慣れるべきだろうと思います。
最後に個別の意見を、回答へのリンクをつけてあげておきます。 (IIma: 基礎数理 II 機械・建築、IIic: 基礎数理 II 情報・物質、数字は人数)
このアンケートは点数とは無関係としましたが、ほとんどが白紙でした。 受験者 33 人中、
最後に個別の意見を、回答へのリンクをつけてあげておきます (カッコ内は人数)。
このアンケートは点数とは無関係としましたが、ほとんどが白紙でした。 受験者 41 人中、
最後に個別の意見を、回答へのリンクをつけてあげておきます (カッコ内は人数)。