アンケートの意見に対する回答をこちらにまとめておきます。 なお、好意的な意見に対する回答、および回答が不要と思われる その他の意見に関する回答は省略します。
アンケートのページに戻る( IImc: 基礎数理 II B 及び演習 (機械・環境 1 年)、 IIia: 基礎数理 II B 及び演習 (情報・建築 1 年)、 IV: 基礎数理 IV (情報・環境 2 年)、 A: 応用数理 A (情報 2 年) )
これは、演習問題を全員が解き終わって、 かつ教員がそれをチェックしていれば不要だと思ったのですが、 必ずしもそうではない状況のようなので、 演習の次の回のときに正答例のプリントを配布することにしました。
過去の演習の正答例のプリントも既に配布済みです。
(12/05 2012)
いくつか理由があって、公式がそうなる理由、 すなわち公式の証明 (のようなもの) の説明は多くは省いています。
もし、公式の成り立ちが気になる人は、教科書の証明、 あるいは図書館にある別な本の証明を見てください。 自分で考えてみることはすごく勉強になると思います。
なお、必要だと思われるものは説明もしますし、
プリントで教科書とは別の証明を紹介する場合もあります。
(12/05 2012)
うちの大学は数学の教員が少ないので、 前期のように 3 クラスのように、というわけにもいきません。
なお、現在の形式だと「少人数であって欲しい」という理由がよくわかりません。
演習の方は、ほぼ学科毎に分けていて、 既に「少人数」だと思います。 一方、講義の方は確かにやや人数が多いですが、 そちらは私が話しているだけの講義ですから、 少人数であるメリットはないと思います。
大人数の講義でのデメリットと言えば、
座りたい席が座れない、ということくらいでしょうが、
前の方はまだ空いていますから、問題はありません。
後ろの方に座りたい、という話であれば、
授業をちゃんと聞きたいといったようなまともな話ではないので、
そういうことであればこちらが対応する必要は全くないと思います。
(12/05 2012)
「前回の復習」とは、前期の基礎数理 I の私のクラスで少しやっていたことで、 毎回授業の最初の 10〜15 分を利用して、 前回の内容に関する問題を 1,2 問やってもらっていたものです。
人間の記憶は、繰り返し同じことを「少し期間を空けて」行うと より強くなります。 次の週に前の週のことを思い出して演習をやっていたのは、 その効果を狙ってのことです。
ただ、いくつか理由があって、現在はその方式を採用していませんし、 実は、前期の基礎数理 I でも途中からやめました。
よって、「演習」をそれだと思ってください。
(12/07 2012)
高校で「問題集」と呼ぶものは、大学では「演習書」といいます。
図書館にはそのような演習書、
もちろん微積分の演習書もたくさんありますので、
必要ならばそれらを利用してください。
(12/05 2012)
これは、機械の学生の意見でしたので、 私が担当する演習のクラスの話だと思います。
確かに私の演習クラスでは、 今まで演習中の学生同士の相談を禁止していました。 教員への質問は特に禁止していたわけではありませんが、 ほとんど質問はありませんでした。 ということは、「質問したい」というのは教員にではなく、 学生同士で、ということではないかと思います。 機械の学生の、後ろから順に座るような学生同士固まった座り方を見ていても そう思います。
ということで、木村先生とも相談して、 演習中の学生同士の相談の禁止をやめることにしました。 ただし、これはメリットもありますが、デメリットもあると思います。 特に、教育効果の点ではかなり問題を感じていて、 相談を禁止する方が皆さんのためになると思いますが、 人に教えることも勉強になると思いますし、 教員の説明よりも学生同士の説明の方が聞く気は強いと思いますので、 まあいいんじゃないでしょうか。 その代わり、以下の問題点も知っておいてください。
そういったことで点数が下がったとしても私のせいにはしないでください。
自己責任でお願いします。
(12/07 2012)
確かに多少難しいときもあるかもしれません。 少なくとも私は演習担当は初めてなので、 ちょっと不慣れなところもあります。 今後も木村先生と相談しながら問題を作成していきます。
なお、易しい演習では意味がないでしょう。
今既にできることをやっても、今という状態の維持だけで、
実力がアップすることにはなりません。
そのため、適度な難しさを持たせているつもりです。
(12/05 2012)
文字式の展開にも慣れるべきです。 公式を使って具体的な数値の計算さえできればいい、 というものではありません。 それでは大学に来ている意味がありません。
講義中には理解できなくてもとりあえずノートに取って、 後でノートを見て式変形を追う、という作業をしてください。
「講義中に理解できない」ということであれば、 それは大学の講義ではよくあることです。以下参照。
これは、例えば「f(x) = 5x/(x2+3)」といったような関数の話でしょうか。 このように分母が何らかの和や差になっていて、 かつ全体として定数でない場合は、 普通は商の微分「(f/g)' = (f'g-fg')/g2」を使います。
なお、これは例えば「f(x) = 5x/(x2+x)」といったような
分母が「文字を含む項だけ」であったとしても同じです。
分母に和や差がある場合は、分数を分けることはできませんから、
普通は商の微分を使います。
(12/05 2012)
演習は、講義の演習をやっているので、
講義のテストは演習とはもちろん関連はあります。
ただし、演習でやっている問題がそのままでる、
とは限りませんし、なるべくそのようにはしないつもりです。
(12/05 2012)
しない予定です。
(12/05 2012)