小テストのアンケートの意見に対する回答 (2011 年 前期)


はじめに

アンケートの意見に対する回答をこちらにまとめておきます。 なお、好意的な意見に対する回答、および回答が不要と思われる その他の意見に関する回答は省略します。

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目次

(Imc: 基礎数理 I (機械・環境)、 Iia: 基礎数理 I (情報・建築)、 III: 基礎数理 III (情報・環境))

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不満、要望


難しい問題が理解できないうちに進んでしまう/ 進度が早い

(基礎数理 I (情報・建築、機械・環境)

講義の最初に配った紙にも書いたように、大学の講義とはそういうものです。 現在のペースは、過去のアンケートの意見に従ってだいぶ落としていて、 これ以上は下げにくいところまできています。

もし、講義中にすべて理解したい、ということなんだとすれば、 それは正しい受講態度ではありません。 詳しくは、最初に配った以下の資料をご覧ください。


(07/01 2011)

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早口でわかりづらいときがある

(基礎数理 I (情報・建築))

話したいことが多くなると早くなる癖がありますので、 それはなるべく直したいと思いますが、 普段のペースで早いのだとすると、これくらいはついてきてください。

もし、講義中にすべて理解したい、ということなんだとすれば、 それは正しい受講態度ではありません。 詳しくは、最初に配った以下の資料をご覧ください。


(07/01 2011)

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テストの計算用紙が欲しい

(基礎数理 I (情報・建築))

試験のときに言いましたが、裏を使ってください。 不正防止のためにもそういうことはしていません。

なお、途中の計算を見せずに答だけを残したい、ということであれば、 それは答案の書き方としては間違いです。 試験は、答よりもむしろ途中の計算ができているか、 考え方を理解しているかを確認するものです。
(07/01 2011)

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双方向の講義にして欲しい

(基礎数理 I (情報・建築))

私が話すだけではなく、学生が話をしたいことがあるということでしょうか。 それなら講義で手を上げて発言してください。

それとも、講義中に学生をさしてわかっているかどうか 確認しろということでしょうか。 それなら、最初に配った以下の文書にも書いてある通りで、 大学の講義は学生がわからなくても前に進み、 自分で講義以外の時間に勉強して理解することになっています。 全員がわかってから前に進むという形ではないので、 学生の理解を確認するのは大学の「講義」には適さないのです (ゼミは別)。


(07/01 2011)

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宿題は黒板で解説して欲しい

(基礎数理 I (機械・環境))

以前はそうしていましたが、それだと講義を進めるための時間がなくなります。 過去のアンケートの意見もあり、現在はそうしていません。

それに、宿題の解答は、宿題をやった人のためのものです。 宿題をやってきた人には、それほど詳しい解説はいらないはずです。 (だからその説明のときは寝ている人が多いのでしょうし、 むしろ説明はいらない、という声も良く聞きます。)
(07/01 2011)

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複数の黒板にまたがらないようにして欲しい

(基礎数理 I (情報・建築))

それをやろうとすると、板書の文字を小さくせざるをえません。 しかしそれは望ましいことではないでしょうから無理です。 もしわからなければ質問してください。
(06/28 2011)

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こまめにページを板書して

(基礎数理 I (機械・環境))

多少は書きますが、多くは書きません。

多分、私がページ番号を書いて参照が便利なようにするよりも、 ノートを取るときや復習するときに、 対応するページ番号をあなたが書いていく方が あなたの勉強になると思います。 そういう勉強をしてみてください。
(07/01 2011)

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2 分でもいいから早く終わって欲しい

(基礎数理 III (情報・建築))

皆さんの同意が得られるならそれでもいいです。

ちなみに、講義が終わりに近づくと、 講義の終わりを促そうとしているつもりなのか、 筆入れなどをバタバタ音をさせて片づけ始める学生がいますが、 あれは逆効果です。 講義の邪魔をする学生は許しません。
(07/01 2011)

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質問


どこに質問に行けばいいのか

(基礎数理 I (機械・環境))

行く場所としては学習支援センター、私の研究室 (南棟 3F)。 あるいは講義中、講義直後に質問してください。 一番いいのは講義中の質問です。
(07/01 2011)

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その他の意見


文章題がわからない

(基礎数理 I (情報・建築))

それは、ある意味で日本人の若者の特徴です。 けど、工学では文章題こそできなければいけません。

多分、文章題がわからない人は、 まずは「日本語の訓練」が必要なのではないかと思います。 それには、本を読む、新聞を読むなどが考えられますが、 例えば簡単な文章題が多く載っている「SPI」(就職試験対策) の問題集をやってみる、というのもいいかもしれません。
(07/01 2011)

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作成日: 07/01 2011
竹野茂治@新潟工科大学 (shige@iee.niit.ac.jp)