今、 とし、公式 3 を仮定した上で この関数の、 での微分係数 を求める。 は、この関数のグラフの でのグラフの傾きであることに注意する。
この関数のグラフの横軸と縦軸を入れ替えると、 のグラフ になる (図 1)。 先程の点は、そのグラフの に 対応し、 とすると で、 となる。 その点での のグラフの傾きは、公式 3 より、 となるが、 のグラフと のグラフは 軸の縦と横を入れ替えたものなので、 のグラフの での傾き 、 すなわち横方向の 方向に 1 進むときに縦方向の 方向に 上がる 傾きは、 のグラフの では、 横方向の 方向に 進むときに 縦方向の 方向に 1 上がる傾き に変わり (図 2)、 それが に等しいので、よって竹野茂治@新潟工科大学