next up previous
Next: 2 手計算 Up: 積、商、合成関数等のテイラー展開について Previous: 積、商、合成関数等のテイラー展開について (PDF ��������: taylor2.pdf)

1 はじめに

例年基礎数理 I では、テイラー展開は

\begin{eqnarray*}
f(x) & = & \sum_{k=0}^{n-1} \frac{f^{(k)}(a)}{k!}(x-a)^k + O(...
...+ \cdots
+ \frac{f^{(n-1)}(a)}{(n-1)!}(x-a)^{n-1} + O((x-a)^n)
\end{eqnarray*}

であると講義しているが、その収束性の話 (収束半径、収束判別法) や、積、商、合成関数等のテイラー展開については時間がないために ほとんど行なっていないし、教科書にもあまり書いてない (多少は書いてある教科書を使ったこともある)。

よって、常に上の公式で計算しようとすると、特に積、商、合成関数等の場合は 計算が大変になる。 ここでは、

\begin{displaymath}
f(t)=\cos(at)\mathop{\rm sech}(bt)
\end{displaymath}

を例に取り、そのマクローリン展開 (中心 0 での展開) の 5 次までの展開式を 求めることによりその方法を紹介し、最後に数式処理ソフトの Mathematica による 計算例と比較してみることにする。


next up previous
Next: 2 手計算 Up: 積、商、合成関数等のテイラー展開について Previous: 積、商、合成関数等のテイラー展開について
Shigeharu TAKENO
2002年 7月 30日