, の微分を説明する 2 節の方法は、
これらの図を思い出せれば、あるいは自分でこれらの図を書ければ、
最初に上げた符号のミスはなくせるかも知れないが、
「実際に公式の符号を覚えること」と
「これらの図を書くこと」では明らかに前者の方がやさしく、
2 節の方法は標準的な三角関数の微分の証明よりは
やさしいかもしれないが、
まだまだ簡単に理解できるレベルではなく、
今後もより良い説明を検討していく必要があると思われる。
また、, の定積分が、
図形的には面積というよりも線幅 (軸への射影) によって 1 になることは
今回初めて気がついたが、
これは何かの機会に説明に利用できるかもしれない、と思っている。
竹野茂治@新潟工科大学
2014年7月2日