本州との最短距離は、地図で見たところ角田山沿岸から約 30 km で、 通常は佐渡島手前側の岸約 40 km 部分がこちらに面しているが、 天気のいい日には、佐渡島の向こう側 (両津湾の向こう岸) の端まで 見通せるので、総延長約 60 km 位の部分が見えることになる。
ほぼ最短距離の地点にある、角田山、弥彦山と海岸にはさまれた 越後七浦シーサイドラインからはっきり見える2が、 佐渡島の両側の海水面 (水平線) が真っすぐ水平につながった海水面の上に 佐渡島が見えるので、あたかも海に青い島が浮かんでいるように見える。
天気のいい日には、建物や山肌が見えることもあるが、佐渡島の海岸は見えない。 では新潟の海岸のどれ位の高さからなら佐渡の海岸が見えるのか、 これを佐渡と本州との最短距離 30 km、及び地球の円周約 4 万 km という 数字から計算してみることにする。
竹野茂治@新潟工科大学