113.28 誤差線の端 (errorbars)

コマンド set errorbars は、誤差グラフ (errorbar) の両端、および boxplot につく箱ひげの両端のマークを制御します。

書式:


     set errorbars {small | large | fullwidth | <size>} {front | back}
                   {line-properties}
     unset errorbars
     show errorbars

small は 0.0 (交差線なし)、large は 1.0 と同じです。サイズを指定し なければデフォルトの値は 1.0 です。

キーワード fullwidth は、errorbar を伴う boxplot と histograms にの み関連します。これは errorbar の両端の幅を、対応する箱の幅と同じに設定 しますが、箱の幅自体を変更することはありません。

キーワード front, back は、塗り潰し長方形のついた errorbar のみに 関連します (boxes, candlesticks, histograms)。

誤差線 (errorbar) は、デフォルトでは関連する箱の境界線と同じ線属性で描 画しますが、これを誤差線用に用意した線属性に変更できます。


    set errorbars linecolor black linewidth 0.5 dashtype '.'

竹野茂治@新潟工科大学
2024-12-02