書式:
title "<title>" | notitle
ここで title はその曲線の新しいタイトルで、クォートで囲む必要があり ます。クォートはキーには表示されません。特殊文字も、バックスラッシュに 続く 8 進値 (例えば "345" のように) を使うことで用いることができます。 タブ文字 "t" は認識されます。バックスラッシュのそのような作用はダブル クォートで囲まれた文字列でしか効きません。逆にその作用を働かさないよう にするにはシングルクォートを使ってください。改行文字 "n" はどちらの型の クォートでもキーでは働きません。
曲線タイトルとサンプルは予約語 notitle を使うことでキーから削除でき ます。何もないタイトル (title '') は notitle と同じ意味を持ちます。 サンプルだけが欲しいときは、一つ以上の空白をタイトルの後ろに入れてく ださい (tilte ' ')。
デフォルトでは曲線のタイトルはその plot コマンドに現われる関数、または データファイル名です。ファイル名の場合は、指定される任意のデータファイル 修飾子もそのデフォルトタイトルに含まれます。
位置やタイトルの位置揃えなどのキーのレイアウトは、set key で制御でき ます。詳細は set key の項目を参照してください。
例:
以下は y=x をタイトル 'x' で表示します:
plot x
以下は、x の 2 上をタイトル "x^
2" で、ファイル 'data.1' をタイトル
"measured data" で表示します:
plot x**2 title "x^2", 'data.1' t "measured data"
以下は、極座標グラフの周りに円形の境界を書き、タイトルなしで表示します:
set polar; plot my_function(t), 1 notitle