next up previous contents
Next: 26.6 With Up: 26 Plot Previous: 26.4 Ranges

26.5 Title

各関数やデータに対する曲線のタイトルは、その曲線のサンプル、および (または) それを表示されるのに使われる記号とともにキーの中に表示されま す。それは title オプションで変更できます。

書式:

     title "<title>" | notitle

ここで $<$title$>$ はその曲線の新しいタイトルで、クォートで囲む必要があり ます。クォートはキーには表示されません。特殊文字も、バックスラッシュに 続く 8 進値 (例えば "$\backslash$345" のように) を使うことで用いることができます。 タブ文字 "$\backslash$t" は認識されます。バックスラッシュのそのような作用はダブル クォートで囲まれた文字列でしか効きません。逆にその作用を働かさないよう にするにはシングルクォートを使ってください。改行文字 "$\backslash$n" はどちらの型の クォートでもキーでは働きません。

曲線タイトルとサンプルは予約語 notitle を使うことでキーから削除でき ます。何もないタイトル (title '') は notitle と同じ意味を持ちます。 サンプルだけが欲しいときは、一つ以上の空白をタイトルの後ろに入れてく ださい (tilte ' ')。

デフォルトでは曲線のタイトルはその plot コマンドに現われる関数、または データファイル名です。ファイル名の場合は、指定される任意のデータファイル 修飾子もそのデフォルトタイトルに含まれます。

位置やタイトルの位置揃えなどのキーのレイアウトは、set key で制御でき ます。詳細は set key の項目を参照してください。

例:

以下は y=x をタイトル 'x' で表示します:

     plot x

以下は、x の 2 上をタイトル "x^2" で、ファイル 'data.1' をタイトル "measured data" で表示します:

     plot x**2 title "x^2", 'data.1' t "measured data"

以下は、極座標グラフの周りに円形の境界を書き、タイトルなしで表示します:

     set polar; plot my_function(t), 1 notitle


next up previous contents
Next: 26.6 With Up: 26 Plot Previous: 26.4 Ranges
Shigeharu TAKENO
2003年 1月 16日