自前の講義アンケートの意見に対する回答 (2014 年 前期)


はじめに

アンケートの意見に対する回答をこちらにまとめておきます。 なお、回答が不要と思われる肯定的な意見や、 その他の意見に関する回答は省略します。

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目次

(Imc: 基礎数理 I B (機械・環境)、 Iia: 基礎数理 I B (情報・建築)、 III: 基礎数理 III (情報・建築)、 comp4: 計算機実習 III (情報))

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不満、要望


楽しいが質問しづらい

(基礎数理 I B (機械・環境))

しづらくても、必要なことはするのが大人、というものだと思いますが、 それでも難しければ教育センターを利用するといいでしょう。

なお「空気が張りつめているので」と理由が書かれていましたが、 私はあえてそのような雰囲気を作っています。 大学はアカデミックな場所、その立場が優先されるところなので、 私語が勉強したい人の邪魔をすることがあってはいけません。
(05/30 2014)

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字を少し大きく丁寧に書いて欲しい

(基礎数理 I B (機械・環境))

他方で「字は見やすい」と書いた人がいましたが、 確かに字はきれいな方ではないと思いますので、 気をつけたいと思いますが、 見にくい字があればその時点で指摘してください。 ある人が見にくい場合は、他の人も見にくいと思います。
(05/29 2014)

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進度はもう少し早くてもいい

(基礎数理 I B (情報・建築))

他方で「進度は丁度いい」と書いた人が、 同じ進度の他クラスを含めると 3 人いました。 ということで、基本的には現在のペースで続けたいと思います。

なお、現在のペースが遲いようなら、 自分でどんどん先のことを勉強してもらって構いません。
(05/30 2014)

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宿題を出してもらいたい

(基礎数理 III (情報・建築))

発展問題の宿題の話であれば、 出すのをやめたわけではなくて、 基本的な内容のところでは発展問題はあまり出せず、 出題間隔が少し開いてしまいました。 今後も適宜出す予定です。

単なる問題が欲しいというのであれば、教科書の章末問題、 あるいは図書館にある他の本の問題をやってください。 大学の講義は、本来はそうやって勉強するものです。
(05/29 2014)

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課題プリントを返却して欲しい

(計算機実習 III (情報))

返して欲しい理由として、単にどれくらいできているか知りたい、 とかいうことだとあまり意味はないので、 返却は考えていませんでしたが、 どうするか少し考えてみます。

なお、返して欲しい理由として「もう一度やりたいから」 と書いてあったものがありましたが、 それは宿題として持ち帰ったプリントをコピーするとか、 問題を書き写すとかしてください。
(05/30 2014)

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問題文を少しわかりやすくして欲しい

(計算機実習 III (情報))

確かに問題文を誤解する人がかなりいるように思います。 しかし、それほどわかりにくい文章だとは思いませんし、 文章の読解力はそれぞれに違いがあるので、 むしろこれが読みとれるようになってもらいたい、 と感じています。

逆に学生がどこがわかりにくいのか私は良く理解していませんので、 これまでと同様、学生の答案を見て誤解しやすい表現があれば、 そこに注意をする、という形式を取りたいと思います。
(05/29 2014)

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質問


数学を勉強するときに気をつけた方が良いことは何か

(基礎数理 I B (機械・環境))

これはまた大きな質問ですね。 テストの点数を上げることを目標にするか、 そうでないかでもかなり違うような気がします。

テストの点数を上げることが目標ならば、 とにかく復習することでしょうか。 講義中にやった例題、宿題などをさらってみる、 似たような問題を図書館の本から探してやってみる、 といったことが考えられます。

一方、テストの点数が目標でなく、 「工学部で数学を学ぶにおいて気をつけること」といった話だとすると、 工学部は数学を応用する場所ですから、 「型にはまった問題だけが解ければいい」 というわけではないことに注意する必要があると思います。 数学風の表現で書かれた数学の問題はできても、 ほぼ同じ内容の工学風の表現の応用問題ができない、 ということはよく聞く話です。

応用問題ができるようになるためには、 数学の理論 (理屈) を理解することと、 その理論をちゃんとイメージして頭に残していること、 などが必要になると思います。 そして、色んな種類の問題に目を通し理論の応用例を知ることや、 目新しい問題に対して解き方の方針をじっくり考えるという作業も重要だと思います。 そのためには、図書館にある教科書、演習書などで、 なるべくあまり見たことのない問題、特に「純粋に数学の問題」 ではない問題をやってみるといいんじゃないでしょうか。 その場合、物理や工学者の書いた本や、 外国人の書いた本の和訳本などの方が参考になるかもしれません。
(05/30 2014)

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その他の意見


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作成日: 05/30 2014
竹野茂治@新潟工科大学 (shige@iee.niit.ac.jp)