竹の 11/06 2006 --------------- latex2html-99.1 用の日本語化パッチ (武藤@Debian プロジェクト さ ん作) を、latex2html-2002-2-1 に当たるようにした、日本語化パッチ jp1.10beta2.7, jp2.1beta1.7 を公開します。 なお、この jpX.XbetaY.Y パッチは、jpX.X パッチの正式リリース前の 開発版という位置付けですので、まだ大きな不具合等が含まれている可 能性もあります。 1. はじめに ----------- latex2html の日本語化は、98.1, 99.1 用には武藤@Debian プロジェク ト さんの作られた日本語化パッチがありますが、その後の版用のものは ないようでしたので、その日本語化パッチを、現在の latex2html の最 新版である latex2html-2002-2-1 に当たるようにしました。 latex2html は、version 99.2 以降インストールはかなり整備され (configure base になった)、また、99.1 ではそのままではうまく変換 できずに latex2html 用に修正が必要だったような LaTeX のファイルが 割とすんなり通るようになっていたり、いくつかのパッケージが新たに サポートされたりしていて、間違いなく機能は上がっています。よって このような暫定的なパッチでも意義はあると考えて公開しています。 なお、latex2html-2002, 2002-1, 2002-2 などの版は、99.1 以降の正式 リリース版ですが、一方 99.2, 2K.1 版というものはいずれも alpha, beta リリースのみです。現在の最新版は 2002-2-1 なのですが、これは 厳密に言うと、正式リリースというより開発版のような性格を持ってい て、実際に 2002-2-1 版には同じ名前の .tar.gz ファイルで、日付によ り内容が異なる物がいくつか存在します。しかし、その更新はそんなに 頻繁ではなく、主にバグを修正しているだけの物なので、その点に注意 すれば安定版として使える物と考えていいと思います (ちなみに、最後 に出たのは 2004 10/25 (ファイルサイズ 1124233 byte) で、それ以降 は表には出てきていません)。 パッチの置き場所、または latex2html に関する情報は以下をご覧くだ さい。 http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/ なお、現在この日本語化パッチは 2 系統あり、 ・jp1.X: nkf で漢字コードの変換を行う従来のパッチ ・jp2.X: nkf での漢字コードの変換をやめた新たなパッチ のようになっています。従来通り ISO-2022-JP の HTML ファイルを生成 したい場合は jp1.X の方をお使い下さい。jp2.X の方は漢字コードの変 換を行いませんので、元の LaTeX ソースの漢字コードのままの (主に) EUC-JP の HTML を生成します。jp1.8 以降の jp1.X パッチでも指定/設 定によって EUC-JP や Shift_JIS 等の HTML が生成できます。詳しくは 「2.4 make」節をご覧下さい。 MacOS X や cygwin などで Shift_JIS 環境の LaTeX を利用している場 合は、jp2.X でも「不十分な」Shift_JIS のままの処理は可能なのです が、問題もありますので jp1.Xを利用する方がいいでしょう。詳しくは 「2.4 make」節、あるいは上記 WWW ページにある QandA 等をご覧くだ さい。 また、jp1.X パッチでは、jp1.8 より ISO-2022-JP (7 bit JIS) の LaTeX ファイルにも対応していますが、jp2.X パッチでは ISO-2022-JP の LaTeX ソースファイルは変換できません。jp1.X を使うか、EUC-JP 等のコードに直してから latex2html にかけてください。もちろんその LaTeX ファイルをあなたの LaTeX コンパイラが正しく処理できる必要が あります。 現在の開発版パッチでは、jp1.X 系のパッチでは出力する日本語コード をオプション指定できるようにしてあります (一時期 jp1.X 系を 2 系 統に分離していましたが、jp1.10beta2.7 からは一本化しました)。 また、jp1.10beta, jp2.1beta からは、日本語対応ファイルを読み込む タイミングをオリジナルの latex2html に近い形にしてあります。従来、 latex2html の元々の仕様とは異なる挙動を示していた部分がこれで多少 解消できるようになり、初期設定ファイル (~/.latex2html-init) など の設定も、元々の設定の仕方により近くなりました。ただ、逆に今まで の日本語化パッチとは異なる挙動を示すことにもなっています。 そういった戸惑いもあることも考え、この形式の日本語化パッチは、し ばらくはこのまま開発版として改良を続けていくこととし、最終的にど れを選択するか、あるいは全てを別の系統のもの (メジャーリリース番 号の変更等により) として残すのかなどを今後検討していきたいと考え ています。 また、従来このパッチに付属していた日本語/英語切り替え用の wrapper スクリプトも、既に役割を終えたと見て、jp1.10beta, jp2.1beta から は削除しています。その代わりと言っては何ですが、初期設定ファイル のサンプルの日本語版 (dot.latex2html-init-jp) を新たに追加してい ます。 2. インストール --------------- 2.1. 動作環境 ------------- 基本的に latex2html 99.1 と同等の環境で動作します。本パッチを当て た後に作られる、99.1 の日本語化パッチ用の武藤@Debian プロジェク ト さんのドキュメント README.patch-99.1jp をご覧ください。ただし 少し注意が必要です。 ・netpbm のバージョン latex2html が使用する netpbm というソフトには、古いもの (netpbm-1-Mar-1994) と新しめのもの (netpbm-9.X,10.X) があります。 新しめの netpbm を使う場合、以下に注意してください。 1) pnmtopng はその中に含まれているので、別にインストールする必要 はない 2) 新しめの netpbm は 9.12 以降のものを使わないと数式の画像が変に なる 3) netpbm の 10.30,10.31 辺りの pnmtopng にはバグがあって画像が生 成されないことがある 例えば FreeBSD の ports/package install では、FreeBSD のバージョ ンによっては丁度 latex2html には都合の悪いバージョンの netpbm が インストールされる場合もありますので注意してください。netpbm のバ ージョンは例えば % pnmcrop -version とすれば確認できます。古いものは pnmcrop: Version: Netpbm 1 March 1994 ... 新しいものは pnmcrop: Using libpbm from Netpbm Version: Netpbm 9.20 ... のように表示されます。なるべく新しいもの、例えば netpbm-9.20 以降 のものなどを使うことをお勧めします (cf.「3. 注意 [1]」) が、古い netpbm (netpbm-1-Mar-1994) でも正常に動作します。 なお、都合の悪い版の netpbm を使おうとすると configure の時に警告 が出ると思います。 ・Perl Perl は 5.00305 以上が必要ですが、jperl である必要はありません。 ・nkf jp1.9 からは、UTF-8 の出力もできるようになりましたが、それを利用 するためには、漢字コードを UTF-8 にして出力できるフィルタプログラ ムが必要です。デフォルトでは UTF-8 を出力できる nkf (version 2.X) を使用しますが、他のプログラム (tcs, iconv 等) でも UTF-8 化は可 能です。詳しくは、付属文書 README.notice.jp の [35] をごらん下さ い。 jp2.X では 漢字コード変換を行いませんので、nkf は必要ありません。 2.2. 配付ファイルの入手 ----------------------- latex2html-2002-2-1.tar.gz : latex2html-2002-2-1 本体 l2h-2K2-2-1+jp1.10b2.7.patch.gz: jp1.10beta2.7 パッチファイル l2h-2K2-2-1+jp2.1b1.7.patch.gz : jp2.1beta1.7 パッチファイル を入手します。latex2html-2002-2-1.tar.gz は、現在 (11/06 2006) の最新版であるもの (10/25 2004 版; size: 1124233 byte) をターゲ ットとしていますが、多分他の 2002-2-1 にもこれらのパッチは当たる と思います。latex2html-2002-2-1 本体は、各地の CTAN サイトや FreeBSD や NetBSD などのミラーサイトなどにあるようです。例えば国 内では現在 (11/06 2006) 以下のサイトなどにあります。 ftp.ics.es.osaka-u.ac.jp/mirrors/FreeBSD/ports/distfiles/ ftp.riken.go.jp/pub/NetBSD/packages/distfiles/ ftp.riken.go.jp/pub/tex-archive/support/latex2html/ 11/06 2006 現在では、いずれも 09/28 2002 版 (size: 1122706 byte) の latex2html-2002-2-1.tar.gz が置かれているようです また、「1. はじめに」で紹介した WWW ページにも置いてありますし、 またはその WWW ページでも紹介している最新版の置いてあるオリジナル サイト http://saftsack.fs.uni-bayreuth.de/~latex2ht/ などを参照してください (10/25 2004 以降更新されていない ?)。 2.3. 展開とパッチ当て --------------------- 例えば jp1.10b2.7.patch の場合、 % gunzip -c latex2html-2002-2-1.tar.gz | tar xf - % gunzip l2h-2K2-2-1+jp1.10.b2.7.patch.gz % cd latex2html-2002-2-1 % patch -p1 < ../l2h-2K2-2-1+jp1.10.b2.7.patch のようにすれば OK です。他のパッチの場合も同様です。 パッチを当てることにより、 README.patch-2002jp.pre: このファイル README.notice.jp: 一般的な注意 README.tech.jp: 日本語化パッチに関する技術情報 dot.latex2html-init-jp: dot.latex2html-init の訳と補足追加 のドキュメントファイル等が作成されます。 後は latex2html-2002-2-1 付属のインストールドキュメント INSTALL にしたがってインストールすればいいのですが、一応インストール例を 以下に続けて書きます。 2.4. make --------- jp1.10beta の場合は、利用している LaTeX (pLaTeX) が EUC-JP 環境で はなく Shift_JIS 環境 (デフォルトで Shift_JIS を受け付ける) であ る場合は、prefs.pm に書かれている (コメントアウトされている) # $prefs{'TONATIVE'} = "|$nkf -s"; # $prefs{'FROMNATIVE'} = "$nkf -e"; を $prefs{'TONATIVE'} = "|$nkf -s"; $prefs{'FROMNATIVE'} = "$nkf -e"; に直して下さい (コメント記号を外す)。また、styles/japanese.perl の漢字コードは (EUC-JP のまま) 変換しないでください。 これにより、画像変換用の LaTeX ファイル (images.tex) は Shift_JIS で出力され、perl による内部処理は EUC-JP で行われます。なお、この 場合は初期化ファイル ~/.latex2html-init も EUC-JP の漢字コードに しておく必要があります。 jp2.1beta の場合、Shift_JIS 環境では不十分な対応しかできませんの で、jp1.10beta を利用してください。jp2.1beta を Shift_JIS 環境で 利用したい場合は、「1. はじめに」節で紹介した WWW ページの QandA 等を参照してください。 必要な外部ソフトにパスが通っていれば % ./configure --prefix=/usr/local % make で OK です。prefix= の後ろはインストール先です。上のようにやると /usr/local/bin, /usr/local/lib/latex2html にインストールされます が、これらは変更できます。これらの詳しいこと、および configure の 他のオプションについては ./configure --help を見てください。 なお、通常は --prefix=[prefix] とすると [prefix]/bin : 実行バイナリ [prefix]/lib/latex2html : latex2html が必要とするファイル群 のようにインストールされるのですが、[prefix] のパスに 'l2h' や 'latex2html' という文字列が含まれていると (たとえ大文字でも) [prefix]/bin : 実行バイナリ [prefix]/ : latex2html が必要とするファイル群 のようになるので注意が必要です。 2.5. install ------------ root になって # make install で OK です。 なお、従来の jp1.9, jp2.0 パッチまでは、wrapper script が付属され ていて、日本語/英語の切り替え等が簡単なオプションで行なえるように なっていましたが、jp1.10beta, jp2.1beta パッチからは必要が無くな りましたので削除されました。 ただし、jp1.10beta パッチでは texexpand でコード変換を行うような パッチが当たっていますので、完全には日本語/英語が切り替わっている わけではなく、例えば 8bit コードを含むような非日本語の LaTeX ファ イルを処理する場合に問題が発生する可能性があります。それに関して は詳しくは、付属文書の README.tech.jp の「3. 英語版との共存につい て」を参照して下さい。 3. その他 --------- 本パッチは無保証です。しかし色々な不具合は、対応できるものは行う 予定ですので、不具合の報告、意見などは歓迎します。報告等は下記メ ールアドレスへお願い致します。また、バグリポート等、各種情報は、 順次下記 WWW page に掲載する予定です。 e-mail: shige@iee.niit.ac.jp WWW page: http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/ 配付ライセンスは、武藤@Debian プロジェクト さんによる 99.1 用の パッチ同様、オリジナルの LaTeX2HTML のライセンスに従うものとした いと思います。 latex2html 97.1 の頃より、武藤@Debian プロジェクト さんの日本語 化パッチをありがたく使わせて頂いています。また、色々な助言を頂い たり、今回のパッチの公開にも快く応じて頂きました。この場を借りて お礼申し上げます。どうもありがとうございました。 高久 雅生 (masao@ulis.ac.jp) さんから、footnote の文字化けの修正 と jsarticle, jsbook スタイルへの対応に関するパッチを頂きました。 どうもありがとうございました。 児玉@神戸高専 さんから j-article, j-report に対する不具合の報告 と jbook, j-book, ascmac スタイルへの対応に関するパッチを頂きまし た。どうもありがとうございました。 kawafuji@msk.minolta.co.jp さんから latex2html-2K.1beta の revision に関する不具合の報告と自作のスタイルファイルに関する不具 合の報告を頂きました。どうもありがとうございました。 山縣@ぶらっとホーム (yamagata@plathome.co.jp) さんから latex2html -2002 に対する日本語化パッチの報告とその不具合に対するパッチ、Red Hat Linux での日本語化パッチの採用の報告、Slackware Linux 用の日 本語パッケージに関する情報、 および latex2html-2002-2 に関する動 作の報告を頂きました。どうもありがとうございました。 Vine Linux の開発メンバーから、この日本語化パッチのサポートページ にある Q and A の Q.2 に関して、Vine Linux の開発 tree に含まれ る latex2html-2002 の rpm に関する情報を頂きました。どうもありが とうございました。 鈴見咲君高 (suzumizaki@excite.co.jp) さんから、日本語化パッチの WWW ページの間違いや HTML 4.01 への対応に関する報告、HTML4 におけ る文字コードの扱いに関する情報、ご自身で公開されている WWW ページ に関する情報などを頂きました。どうもありがとうございました。 研究室の山岡薫さんとの共同作業で、latex2html の日本語化パッチと CJK package との問題点に関する情報が得られました。どうもありがと うございました。 SUGIMOTO Sadahiro (ixtl@utmc.or.jp) さんから、日本語版の latex2html の FreeBSD の新しいパッケージに関する情報を頂きました。 どうもありがとうございました。 NOMURA Masataka (nomura@maritime.kobe-u.ac.jp) さんから、この日本 語化パッチのサポートページにある Q and A の Q.8 に関する情報や具 体的な perl コードなどの情報を頂きました。どうもありがとうござい ました。 seiji さんから、奥村@三重大 さんの「TeX Q&A 掲示版」 (http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/) に書いた、RedHat Linux 9 に含まれる latex2html に関する修正に対する動作報告 (奥村 さんの掲示板の 23730 の記事参照) や RedHat Linux に関する情報など を頂きました。どうもありがとうございました。 Yasufumi Haga (yasufumi.haga@nifty.com) さんから、この日本語化パ ッチのサポートページにある Q and A の Q.6 に関する情報を頂きまし た。なお、Yasufumi Haga さんは latex2html のマニュアルの日本語訳 も公開しておられます (http://homepage3.nifty.com/peterpan/Latex2html/)。 どうもありがとうございました。 市橋卓司 (takuji-ngy@umin.ac.jp) さんから、jsarticle で graphicx パッケージを使用した際、取り込んだ EPS 画像が 切れる問題に関する 情報、および、latex2html 実行時に graphicx パッケージをサポートし ない警告が出る問題に関する情報を頂きました。どうもありがとうござ いました。 Koji Harada さんから、\fbox{} で数式を囲んだ場合の数式番号がずれ る問題に関する情報を頂きました。どうもありがとうございました。 山本昌志さん (www.ipc.akita-nct.ac.jp) さんから more_amsmath.perl のバグに関する情報と、修正パッチに関する動作確認の報告、および Linux ではデフォルトの設定で日本語化されていない dvips が使われて しまう問題に関する情報を頂きました。どうもありがとうございました。 迫田誠治さん (sakoda@cc.nda.ac.jp)、および奥村@三重大 さんの 「TeX Q&A 掲示版」で松浦孝範さんから、Linux 上の latex2html の日 本語化パッチの機能がデフォルトで有効になっている件に関する情報を 頂きました。さらに松浦さんは、日本語化パッチの当たった latex2html を別名コマンド (jlatex2html) へ修正する作業も行われました。どうも ありがとうございました。 奥村@三重大 さんの「TeX Q&A 掲示版」上で本田さんから、数式内の日 本語の最後が切れてしまうという情報を頂きました。またそれに対する 回答を同じ掲示板上で角藤さんから頂きました。どうもありがとうござ いました。 奥村@三重大 さんの「TeX Q&A 掲示版」上で栗山さんから、Vine 版の latex2html では l2h (wrapper スクリプト) がうまく動かない、という 情報、およびその対処法、内部で起動する dvips に -Ppdf がついてい る場合の詳しい情報、 amsmath パッケージを使用した場合の情報等を頂 きました。どうもありがとうございました。 奥村@三重大 さんの「TeX Q&A 掲示版」上で角藤さんから、内部で起動 する dvips に -Ppdf がついている場合の詳しい情報を頂きました。ど うもありがとうございました。 奥村@三重大 さんの「TeX Q&A 掲示版」上で T.WATANABE さんから、 MS-Windows での latex2html の設定ファイルの問題に関する情報を頂き ました。どうもありがとうございました。 奥村@三重大 さんの「TeX Q&A 掲示版」上で takashina さんから、 MS-Windows での latex2html の作業ディレクトリに空白が含まれている 場合の問題に関する情報を頂きました。どうもありがとうございました。 奥村@三重大 さんの「TeX Q&A 掲示版」上で Ken さんから、 JavaScript 用の行を HTML ファイルに追加する場合の問題に関する情報 を頂きました。どうもありがとうございました。 4. 今後の予定 ------------- いずれも、いつやるか、本当にやるのか、はまるで未定ですが、やりた いとは思っています。 [a] 漢字コード対応を nkf ではなく perl-5.8.X の encoding で行うよ うにする [b] UTF-8 などを扱える日本語 LaTeX 環境への対応と utf.pl へのちゃ んとした対応 [c] マニュアルのバグや現在の版に対応していない部分の修正 [d] Debian 方面などで作られている修正パッチの取り込み [e] 画像の背景色が変になることがある問題の latex2html 側での対処 [z] 本家へのマージ (ちょっと無理か...) [Z] latex2html の新版リリースへの貢献 (2002-2-1 で止まるのか ?) 5. 変更履歴 ----------- 11/06 2006 ver.jp1.10beta2.7, jp2.1beta1.7 ・このドキュメントの加筆修正 ・README.tech.jp の加筆修正 ・README.notice.jp の [38] の削除と [51]~[58] の追加 11/05 2006 ・fleqn の場合に blockquote を使用するための改良 11/03 2006 ・netpbm の 10.XX.YY のバージョン番号への対応 ・jp1.10beta2.Y の japanese-{euc,sjis,utf}.perl を廃止 ・jp1.10beta1.Y の廃止 ・dot.latex2html-init-jp の加筆修正 10/24 2006 ・math.pl を使うと "mathend000#" が残る問題の修正 09/18 2005 ver.jp1.10beta1.6/beta2.6, jp2.1beta1.6 ・ディスプレイ数式環境内の \label に関する修正 ・jp1.0beta1 で init file で $charset を変更するときは japanese.perl を先読みするように戻す ($charset = "" 用) ・config/confg.pl の TONATIVE 等を prefs.pm でできるように修正 ・dot.latex2html-init-jp, README.tech.jp の加筆修正 ・README.notice.jp の [2],[19],[33],[35],[37] の加筆修正と [38]~ [50] の追加 ・README.patch-2002jp-pre の加筆修正、謝辞の追加 09/17 2005 ・jp1.0beta1 で init file で japanese.perl を先読みしなくても $charset を変更できるように修正 ・dot.latex2html-init-jp, README.tech.jp の加筆修正。 09/13 2005 ・jp1.10beta2 に -lang=no を追加 ・pre_title の bug fix ・japanese_title の前に english_titles を行うように修正 ・README.tech.jp, README.patch-2002jp-pre の加筆修正。 09/12 2005 ver.jp1.10beta1.5/beta2.5, jp2.1beta1.5 ・configure の initex, dvips に関する修正 ・Netpbm 10.2X の ppmquant に関する修正 09/08 2005, 09/10 2005 ・README.tech.jp の加筆修正。 09/01 2005 ・-Ppdf を削除 04/16 2005 ・dot.latex2html-init-jp の更新 04/06 2005 ・l2hconf.pin からだいぶ dot.latex2html-init-jp に追加 03/27 2005, 03/31 2005 ・dot.latex2html-init-jp の追加 ・付属ドキュメントの分離の開始 (-> README.patch-2002jp-pre, README.notice.jp, README.tech.jp) 01/07 2005 ・patch 名称を pre -> beta に名称変更 ・latex2html-ML に流れた pstoimg.pin の bug fix 01/05 2005 ・$USEJAPANESESEIREKI の追加と japanese_today() の修正 01/04 2005 ver.jp1.10pre1.4/pre2.4, jp2.1pre1.4 ・jp1.10pre1.X から japanese-*.perl を削除 ・isolanguage の修正 ・japanese.perl の改良 ($JAPANESEMONTHNAME, $USEBOTTOMLOCALDATE, japanse_today() の追加) ・jp1.10pre2.4 の texexpand に -ntrans オプションを追加して $FROMNATIVE はそれで受け渡すように変更 ・jp1.10pre2.4 の japanese-*.perl を japanese.perl を require す る形式に変更 ・jp2.1pre1.4 の jbook.perl の 2 重定義の修正 12/14 2004 ver.jp1.10pre1.3/pre2.3, jp2.1pre1.3 ・accent に関する bug (\t{},\i,\j) の修正 12/09 2004 ver.jp1.10pre1.2/pre2.2, jp2.1pre1.2 ・UNUSEACCENT 部分を削除 12/05 2004 ver.jp1.10pre1.1/pre2.1, jp2.1pre1.1 ・1.9 を 自動判定版とオプション追加版に分離 ・wrapper script の削除 11/05 2004 ver.1.9 ・styles/more_amsmath.perl の bug の修正 ・charset に UTF-8 も使えるように修正 (wrapper script 等も対応) ・「この文書について」の修正年号の追加 (styles/japanese.perl) ・付属ドキュメントの注意 [35] の修正、[36],[37] の追加 ・謝辞の追加 09/25 2004 ver.1.8 ・入力ファイルが JIS である場合にも対応 ・charset を .latex2html-init ファイル (や l2hconfig.pm) でも設定 できるように変更 ・付属ドキュメントの注意 [24] の修正、[25]~[35] の追加 03/23 2003 ver.1.7 ・latex2html-2002-2-1 用に修正 ・versions/{html2_2,table}.pl の 'undefined' keyword への対処 (l2h-2K2-2-1-undefined.patch の取り込み) ・styles/j{article,report}.perl の b4paper,a4j,a5j,b4j,b5j オプシ ョンへの対応 ・$UNUSEACCENT のデフォルトを 0 に変更 ・付属ドキュメントの上記に対する部分や注意 [13] の修正、jp2.X に 関する注意や [19],[20],[21],[22],[23],[24] の追加 08/24 2002 ver.1.6 ・latex2html-2002-2 (rev.1.70) 用に修正 ・accent に関する修正 ・wrapper script から GIF/PNG 切り替え部分を削除 ・付属ドキュメントの上記の部分の修正と注意 [18] の追加 04/06 2002 ver.1.5 ・latex2html-2002 用に修正 ・GIF/PNG, 日本語/英語 切り替え用の wrapper script の追加 ・付属ドキュメントの上記に対応する部分や注意 [1],[13] の修正、 [14] の削除と [14],[15],[16],[17] の追加 01/14 2002 ver.1.4 ・accent に関する修正とこのドキュメントの注意 [13] の修正 01/13 2002 ver.1.3b ・ascmac.perl の追加 (by 児玉さん) 01/08 2002 ver.1.3 ・jbook,j-book の追加 (by 児玉さん) ・このドキュメントに revision に関する注意と注意 [12],[13],[14] を追加 11/01 2001 ver.1.2c ・j-article, j-report の不具合の対応 10/30 2001 ver.1.2b ・jsbook の不具合の対応 (by 高久さん) 10/30 2001 ver.1.2 ・footnote の文字化けの fix (by 高久さん) ・jsarticle, jsbook への対応 (by 高久さん) ・このドキュメントの注意 [9] [10] [11] の追加 09/25 2001 ver.1.1 ・fleqn に関する部分の修正 ・psfrag に関する部分の修正 ・このドキュメントの注意 [1] の修正、[6],[7],[8] の追加 07/03 2001 ver.1.0 ・最初のバージョン 6. 目次 ------- 1. はじめに 2. インストール 2.1. 動作環境 2.2. 配付ファイルの入手 2.3. 展開とパッチ当て 2.4. make 2.5. install 3. その他 4. 今後の予定 5. 変更履歴 6. 目次 +=================================================+ 竹野茂治 〒945-1195 新潟工科大学 情報電子工学科 shige@iee.niit.ac.jp TEL(&FAX): 0257-22-8161 +=================================================+