現在の開発版日本語化パッチ (jp1.10beta, jp2.1beta) は、 以下の 2 種類があります。
jp1.9, jp2.0 以前よりもオリジナルの仕様に近い形になっていますが、 そのため今までのパッチとは異なる挙動を示す場合があります。 よって、しばらくはこのまま開発版 (ベータ版) として 改良を続けていくことにしたいと思います。
使用法等についてはドキュメントをご覧ください。
また、パッチの変更箇所等については、
README.patch-jp-pre の更新履歴をご覧下さい。
(09/19 2005; 11/06 2006; 10/03 2008 修正)
現在の開発版パッチが仮定している、 latex2html 本体の最新版を以下に置きます。
latex2html 97.1 の頃より武藤@Debian プロジェクト さんの日本語化 パッチをありがたく使わせて頂いています。また、色々な助言を頂いたり、 今回のパッチの公開にも快く応じて頂きました。 この場を借りてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。
高久 雅生 (masao@ulis.ac.jp) さんから footnote の文字化けの修正と jsarticle, jsbook スタイルへの対応に関するパッチを頂きました。 どうもありがとうございました。
児玉@神戸高専 (kdm@kobe-kosen.ac.jp) さんから j-article, j-report に対する不具合の報告と jbook, j-book, ascmac スタイルへの対応に関するパッチを頂きました。 どうもありがとうございました。
kawafuji@msk.minolta.co.jp さんから latex2html-2K.1beta の revision に関する不具合の報告と 自作のスタイルファイルに関する不具合の報告を頂きました。 どうもありがとうございました。
山縣@ぶらっとホーム (yamagata@plathome.co.jp) さんから latex2html-2002 に対する日本語化パッチの報告とその不具合に対するパッチ、 Red Hat Linux での日本語化パッチの採用の報告、 Slackware Linux 用の日本語パッケージに関する情報、 および latex2html-2002-2 に関する動作の報告を頂きました。 どうもありがとうございました。
Vine Linux の開発メンバーから Q and A Q.2 に関して、 Vine Linux の開発 tree に含まれる latex2html-2002 の rpm に関する情報を頂きました。 どうもありがとうございました。
鈴見咲君高 (suzumizaki@excite.co.jp) さんから この WWW ページの間違いや HTML 4.01 への対応に関する報告、 HTML4 における文字コードの扱いに関する情報、 ご自身で公開されている WWW ページに関する情報などを頂きました。 どうもありがとうございました。
研究室の山岡薫さんとの共同作業で、latex2html の日本語化パッチと CJK package との問題点に関する情報が得られました。 どうもありがとうございました。
SUGIMOTO Sadahiro (ixtl@utmc.or.jp) さんから 日本語版の latex2html の FreeBSD の新しいパッケージに関する 情報を頂きました。 どうもありがとうございました。
NOMURA Masataka (nomura@maritime.kobe-u.ac.jp) さんから Q and A Q.8 に関する情報や 具体的な perl コードなどの情報を頂きました。 どうもありがとうございました。
seiji さんから 奥村さんの TeX Q&A のページに書いた、RedHat Linux 9 に含まれる latex2html に関する修正に対する動作報告 (奥村さんの掲示板の 23730 の記事参照) や RedHat Linux に関する情報などを頂きました。 どうもありがとうございました。
Yasufumi Haga (yasufumi.haga@nifty.com) さんから Q and A Q.6 に関する情報を頂きました。 なお、Yasufumi Haga さんは latex2html のマニュアルの日本語訳も 公開しておられます。 どうもありがとうございました。
市橋卓司 (takuji-ngy@umin.ac.jp) さんから jsarticle で graphicx パッケージを使用した際、取り込んだ EPS 画像が 切れる問題に関する情報、 および 、latex2html 実行時に graphicx パッケージをサポートしない警告が 出る問題に関する情報を頂きました。 どうもありがとうございました。
Koji Harada さんから \fbox{} で数式を囲んだ場合の数式番号がずれる問題に関する情報を頂きました。 どうもありがとうございました。
山本昌志さん (www.ipc.akita-nct.ac.jp) さんから more_amsmath.perl のバグに関する情報と 修正パッチに関する動作確認の報告、 および Linux ではデフォルトの設定で 日本語化されていない dvips が使われてしまう問題に関する情報を頂きました。 どうもありがとうございました。
迫田誠治さん (sakoda@cc.nda.ac.jp)、および 「TeX Q&A 掲示版」 で松浦孝範さんから、 Linux 上の latex2html の日本語化パッチの機能が デフォルトで有効になっている件に関する情報を頂きました。 さらに松浦さんは、日本語化パッチの当たった latex2html を別名コマンド (jlatex2html) へ修正する作業も行なわれました。 どうもありがとうございました。
「TeX Q&A 掲示版」 上で本田さんから、 数式内の日本語の最後が切れてしまうという情報を頂きました。 またそれに対する回答を同じ掲示板上で角藤さんから頂きました。 どうもありがとうございました。
「TeX Q&A 掲示版」 上で栗山さんから、 Vine 版の latex2html では l2h (wrapper スクリプト) がうまく動かない、 という情報、およびその対処法、 内部で起動する dvips に -Ppdf がついている場合の詳しい情報、 amsmath パッケージを使用した場合の情報 等を頂きました。 どうもありがとうございました。
「TeX Q&A 掲示版」 上で角藤さんから、 内部で起動する dvips に -Ppdf がついている場合の詳しい情報 を頂きました。 どうもありがとうございました。
「TeX Q&A 掲示版」 上で T.WATANABE さんから、 MS-Windows での latex2html の設定ファイルの問題に関する情報 を頂きました。 どうもありがとうございました。
「TeX Q&A 掲示版」 上で takashina さんから、 MS-Windows での latex2html の作業ディレクトリに空白が含まれている 場合の問題に関する情報を頂きました。どうもありがとうございました。
「TeX Q&A 掲示版」 上で Ken さんから、 JavaScript 用の行を HTML ファイルに追加する場合の問題に関する情報 を頂きました。どうもありがとうございました。
鷹合@金沢工大 (takago@neptune.kanazawa-it.ac.jp) さんから、 MS-IE で真っ白なページが表示されることがある問題とその修正パッチ を頂きました。どうもありがとうございました。
目次へ戻るここに、現在の開発版の日本語化パッチに関する注意、その他をあげていきます。
開発版の日本語化パッチを更新しました (jp1.10beta2.12, jp2.1beta1.12)。 今回の変更は以下の通りです。
大きな変更は、「注意、その他 (04/24 2010)」 にも書いた Julius O. Smith III によるパッチのいくつかを適用したことです。 調べてみると、そのうちすでに本家で対応されていたもの、 日本語化パッチですでに対応されていたものもありましたが、 それ以外で有用そうなものを当てておきました。
ただし、これによってどういう問題が修正されるのかについては、 実はちゃんとは把握していません。 よって、もしかしたら問題が起こる可能性もあります (実際、pstoimg.pin へのパッチは問題が起きたので外してあります)。
詳しくは、「注意、その他 (04/24 2010)」 のサイト、あるいは直接 latex2html 本体を調べてみてください。 当てたのは latex2html.pin だけですが、 このパッチの箇所には "(by jos)" とコメントを入れてあります。
Julius O. Smith III という人が、latex2html-2002-2-1 (2003 03/08 版) をベースに、独自にバグの修正や機能の拡張などを行って配布している、 latex2html-2006-1.tar.gz、latex2html-2009-1.tar.gz なるものがあるのを見つけました (本家の配布しているものは、latex2html-2002-2-1 の次のものは latex2html-2008 だけです)。 詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
ベースとしているオリジナルの latex2html-2002-2-1 はだいぶ古いのですが、 彼の提示している問題は、本家の最新版ではほとんどは対応されていないようです。
日本語化パッチでも多分 -Ppdf の問題以外は対応していません。 時間があるときにそれらを調べてみて、 有用なものは日本語化パッチでも取り入れていきたいと思います。
なお今のところ、日本語化パッチは本家の配布している latex2html-2002-2-1, latex2html-2008 用に作成していく方針で、 彼の作成しているものにはパッチは当たりませんのでご注意ください。
また、彼の latex2html.pin の revision は、 latex2html-2006-1 も latex2html-2009-1 も 1.71 になっているのですが、 それは、彼がベースとした latex2html.pin の revision が 1.70 で、 その revision 番号を独自に更新して 1.71 としているのですが、 厄介なことに本家の latex2html-2002-2-1 の方も 2004 01/08 版から latex2html.pin が修正され (もちろん彼とは別の部分が)、 その revision が 1.71 になっています。 よって、実体の大きく異なる 1.71 版が 2 つあることになってしまっています。
(cf. 「注意、その他 (05/14 2010)」)
開発版の日本語化パッチを更新しました (jp1.10beta2.11, jp2.1beta1.11)。 今回の変更は以下の通りです。
大きな変更は、jp2.1beta での UTF-8 の LaTeX 環境への対応です。 これは、LaTeX2HTML のページの QandA の 「Q.36 TeX が UTF-8 環境の場合はどうすればいいですか」 にも書きましたが、以下のページを参考にして UTF-8 環境への対応を試験的に行ってみたものです。
手動でやる部分をできるだけ少なくしたのですが、 付属ドキュメント にも書いたようにこの対応は試験的なもので、 元々 latex2html に含まれる unicode 関連のコードへの対応は行っていません。 よって、何らかの副作用が起こる可能性はあります。
開発版の日本語化パッチを更新しました (jp1.10beta2.10, jp2.1beta1.10)。 今回の変更は以下の通りです。
まず 1. は、「この文書について」のページの制御用に .latex2html-init に サブルーチン infopagehook を使用して利用するためのものです。 例えば、セクション毎に背景色を変えたい場合、 普通のページならば \section の後ろに
\bodytext{bgcolor="#ffffaa"}のようなものを書けば済むのですが、 最後のページ「この文書について」の背景色だけは通常は制御できず、 最後に設定した色が引き継がれてしまいます。 そのような場合に、.latex2html-init 内に
sub infopagehook {のようなものを入れることで制御するためのものです。 他にも使えるように思いますが、何か良い利用法があったら教えてください。
$BODYTEXT = 'bgcolor="#ffffff"';
}
2. は、鷹合@金沢工大 (takago@neptune.kanazawa-it.ac.jp) さんから頂いた報告によるもので、 title に日本語が含まれている場合、 MS-IE などでは真っ白なページが表示されることがあるそうです (UTF-8 の場合)。 それには、TITLE タグを、 charset を設定する META タグの後ろに移動すればいいらしく、 そのようなパッチを頂きました。どうもありがとうございました。
3. は、\TeX や \LaTeX 等の命令に対して、 latex2html が生成するデフォルトの CSS (スタイルシート) と HTML とがやや対応していないところを修正したものです。 従来は、\TeX や \LaTeX という命令に対しては、 HTML、CSS には以下のようなものが出力されていました。
<SPAN CLASS="logo-TeX"> T<SMALL>E</SMALL>X</SPAN>
<SPAN CLASS="logo,LaTeX"> L<SUP><SMALL>A</SMALL></SUP >T<SMALL>E</SMALL>X</SPAN>
DIV.logo-LaTeX { }
DIV.logo-TeX { }
DIV.LaTeX { }
関連する部分しか取り出していませんが、 HTML の方が SPAN を使っているのに、 CSS の方は DIV になっていますからまずそこが対応していませんし、 また、HTML の方の SPAN のクラス名に \LaTeX の方は "logo,LaTeX" のように , が使われていて、これも正しくありません。 今回のパッチによりこれらは以下のように改善されます。
<SPAN CLASS="logo-TeX"> T<SMALL>E</SMALL>X</SPAN>
<SPAN CLASS="logo-LaTeX LaTeX"> L<SUP><SMALL>A</SMALL></SUP >T<SMALL>E</SMALL>X</SPAN>
SPAN.logo-LaTeX { }
SPAN.logo-TeX { }
SPAN.LaTeX { }
latex2html には CSS に関するコマンド \htmlsetstyle, \htmladdtostyle なども用意されているのですが、 実はこれも現在は多少変な仕様になっていて、やや使いづらいです。 本家がちゃんと修正してくれればいいのですが、 今はそれは期待できません (本家は直す気はないらしい) ので、 本家とは独自に日本語化パッチの方でそれらをちゃんとした形 (昔の形) に直すか、 それともそこまでは手をつけないでおくか、やや悩ましいところです。
開発版の日本語化パッチを更新しました (jp1.10beta2.9, jp2.1beta1.9)。 今回の変更は以下の通りです。
これは、fleqn (数式を左合わせ) の場合の独自対応機能である USEFLEQNINDENT を使用時に、 eqnarray 環境で数式が左揃えにならない問題への対処です。 これは、特に eqnarray 環境の 3 つの要素のうち、 左の要素が長い数式の場合に問題となっていたものです。
eqnarray 環境は table タグで表現されるのですが、 USEFLEQNINDENT を使わなければ、左の要素が width 50%、 右の要素が width 50% となりますので、左合わせになりません。 USEFLEQNINDENT を使った場合はむしろその width 指定を取ることで、 自動的な左合わせを実現しようと思っていました。
ところが、左要素が長い数式の場合、 自動的にそこに大きなスペースが割り当てられるようで、 残念ながら期待したものになっていませんでした:
見てわかる通り、左要素が長い数式の場合は右の方にだいぶ寄って表示され、 左合わせにはなりません。 それを、かなり強引な方法ですが、以下のようにして改良しました。
いかにも行儀の悪いやり方ですが、これにより数式の左合わせ、 という目標はそれなりに達成できているのではないかと思います。
少なくとも前よりはましになっていることがわかると思います。
なお、fleqn でかつ USEFLEQNINDENT を使わないデフォルトの状態では、 以下のようになります。
latex2html-2008 が出ましたので、 それに合わせた更新を行いました (jp1.10beta2.8, jp2.1beta1.8)。 ただし、本体が実質的にバージョン番号とライセンス (GPL になった) しか変わっていないので、パッチ自体は本質的には変更していません。 今回の変更は以下の通りです。
latex2html-2008 への対応版は、しばらくはこちらの開発版のみで行う予定です。
開発版の日本語化パッチを更新しました (jp1.10beta2.7, jp2.1beta1.7)。 今までのパッチとは色々と違いがありますので、 まだ正式版ではなくベータ版という位置づけです。 詳しくは付属ドキュメントをご覧ください。
今回の変更は以下の通りです。
以前は jp1.10beta をさらに 2 系統に分けていましたが、 今回それを統合しました。
開発版の日本語化パッチ jp1.10beta1.6, jp1.10beta2.6, jp2.1beta1.6 の公開を開始します。 今までのパッチとは色々と違いがありますので、 まだ正式版ではなくベータ版という位置づけです。 詳しくは付属ドキュメントをご覧ください。