FreeBSD(98) について


お断り


このページの内容は、以下の古い環境での FreeBSD(98) について の情報です。(最終更新日 06/27 1999)
FreeBSD(98)2.1.0R-RELEASE
FreeBSD(98)2.1.5R-RELEASE
FreeBSD(98)2.2.1R-ALPHA
FreeBSD(98)2.2.1R-RELEASE
新しい情報については こちら をご覧下さい。
使用環境
      機種: PC9821Xs/C8W (i486DX2 66MHz)
      
      memory: 80MB
      HD:
        IDE : NEC     340MB (PC-HD340D)     (NEC D3713)
        SCSI: ELECOM  1GB   (EHG-1000VG-98) (IBM DPES-31080) (SCSI-2)
        SCSI: Logitec 2GB   (SHD-BA2000)    (IBM DORS-32160) (SCSI-0)
      CD-ROM drive: IDE 内蔵 (PC-CD60D)
      MO drive    : TEAC     (MX-230) (DELTIS MO320)         (SCSI-1)
      SCSI IF     : ELECOM EIF-98AW III (バスマスタモード)
      Display     : 飯山電機 IIYAMA MF-8615B
      Ethernet IF : Allied Telesis RE1001Plus
      printer     : CANON LBP-A405Jr (LIPS III)

      OS : FreeBSD(98)2.1.0R-RELEASE   (SCSI-0)
      X  : XFree86(98)-3.1.2-Beta (NEC-S3 server, 1280x1024H)
      及び      
      OS : FreeBSD(98)2.2.1R-RELEASE   (SCSI-2)
      X  : XFree86(98)-3.2 (NEC-S3 server, 1280x1024H)

    

リンクリスト

メモ (XFree86)


  1. 現在の環境では一応 1280x1024 の画面表示ができています (純正の ディスプレイでは無理なようです)。ただ、最初に 1280x1024 で起動 するとディスプレイのメッセージパネルに No signal と出るので XF86Config では
           Modes   "1024x768H" "640x480" "800x600" "1280x1024H"
        
    と書いておいてデフォルトでは 1024x768 で立ち上がるようにしてお いて起動後に Ctrl+Graph+'-' で切替えています。以前使用していた FreeBSD(98)2.0.5R-alpha では XFree86(98)-3.1.2E 以降でないと 1280x1024 は使えなかったように思いますが 2.1.0R では 3.1.2B で 使えています。
  2. XFree86(98)3.2 に変えてみたら仮想コンソール Ctrl+Graph+F1(,F2,F3) からの X への復帰ができるようになりました。Ctrl+Graph+F4 ででき ます。ただし、1028x768 以外で仮想コンソールへ移行した場合には ディスプレイのパネルにエラーメッセージが出てすぐには復帰できま せんでしたが解像度の切替え (Ctrl+Graph+"+/-") で表示できました。 (05/23 1997)

メモ (カーネルの設定ファイル)


  1. 内蔵 CD は /sys/pc98/pc98 の atapi.c, wcd.c に修正を加えてリ コンフィグすることで使えるようになりました。詳しくは こちらへ
  2. MO drive は SCSI-II のボードの相性が良くないのか install 時 には使えませんでした (FreeBSD(98)2.0.5R-alpha のときには使えま した) が、sbic55.c.new を使って、
            options  "FORCE_BUSMASTER"
          
    でリコンフィグしたら使えるようになりました。
  3. memory を増設した (21.6MB -> 80MB) ので
            options  "MAXMEM=0x020000" # Maximum memory size (KB) (= 128MB)
          
    を追加しました。(03/12 1997)
  4. ところがそのためか shutdown 時に panic するようになりました。 fj, ML の情報を調べた結果、
    1. options "BOUNCE_BUFFER" を取る
    2. memory を取り換える
    といったことが出ていましたのでとりあえず memory はそのままにして
            options  "EPSON_BOUNCEDMA"
            options  "BOUNCE_BUFFER"
          
    をコメントアウトしてリコンフィグしました (05/08 1997)。今の所、 panic は起きていません (05/10 1997)。
  5. 今まで 1GB の HD の一部分に試験的に FreeBSD(98)2.1.5R-RELEASE を入れていたのですがこれを FreeBSD(98)2.2.1R-RELEASE に入れ直し ました。今後はこちらをメインにしていく予定です (05/22 1997)。
  6. shutdown 時の panic は /etc/fstab の書き方に原因があったよう です。今まで、/etc/fstab の最終フィールドは fsck を実行する順番 だろうということで
          /dev/sd1s2b             none            swap    sw 0 0
          /dev/sd1a               /               ufs     rw 1 1
          /dev/sd1s2f             /usr            ufs     rw 1 2
          /dev/sd1s2e             /var            ufs     rw 1 3
          proc                    /proc           procfs  rw 0 0
          ......
          /dev/sd0a               /bsd-other      ufs     rw 1 4
          /dev/sd0s1f             /bsd-other/usr  ufs     rw 1 5
          /dev/sd0s1e             /bsd-other/var  ufs     rw 1 6
          
    のように書いていたのですが、この最終フィールドの 1 以上の数字を すべて 1 に直したら panic しなくなりました。man fstab でも 1 とするように書いてあるようです。現在は
          options  "BOUNCE_BUFFER"
          
    を元に戻して使用していますが問題はないようです (05/22 1997)。


FreeBSD(98) の新しい情報のページへ
shige のホームページへ
作成日: 07/25 2002
竹野茂治@新潟工科大学 (shige@iee.niit.ac.jp)