研究室配属、および卒業研究について
情報電子工学科 竹野 茂治

卒業研究は、4 年生の大半の時間を費して、ある研究テーマに関して なんらかの結果をまとめる作業である。研究テーマは今までに学習した ものだけでは足りないこともあるし、学習してきたことが身についてい ない場合もあるので、そのための準備としてのセミナーや計算機の実習 などを行う必要がある。

また、研究室に配属されると、助言教員も研究室の担当教員に変わり、 大学での生活リズムも研究室単位に動くことが多くなる。 そのため、各研究室ごとに行動計画、行事、運営方針などが立てられる。

以下に、この研究室に関する注意を述べる。

  1. 研究室の運営は学生が主体的に行うこと
    研究室の主体は教員でなく学生であるのが望ましい。研究室内の行事 の運営は学生が計画を立て、必要ならば教員と相談の上行う、という 形をとるべきである。セミナーに関しても、必要と思われるものは学 生が自主的に行うことを勧める。
  2. 卒業研究も自らが主体的に考えよ
    卒業研究は、教員が行うのではなく学生が行うもの。卒業研究のテー マも、本来は教員から与えられるのでなく自らが見つけるのが望まし い。卒業研究のテーマが決まるまでは、テーマとなりそうな話題で興 味の持てそうなものを探すように心がけて欲しい。
  3. 研究室内は清潔に保つこと
    研究室は普段学生が使用するのであるから、自分達で定期的に清掃し、 部屋を清潔にすること。 また、計算機があるため、埃が溜らないように 2 週間に 1 度は掃除 機をかけること。 研究机上での飲食は構わないが、計算機に触りながらの飲食は厳禁と し、研究室内での喫煙は禁止する。 入室の際は、上履きに履き替えてから入り、 計算機を使用するときは手が汚れていれば手を洗って水気をよく拭き 取ってから使用すること。
  4. 拘束時間
    実社会に出れば必然的に会社に勤務時間を拘束される。また、時間を 守ることは、社会人の最低限のマナーとして要求される。そういった ことを身につけるためにも、研究室には朝 9:00 までに出て来て、夕 方 16:10 までは研究室にいることとする。もちろん、用事がある場 合、講義等は研究室を抜けても構わないが、その場合、連絡が取れる ように所在を明らかにすること。
  5. 研究室内ではアカデミックな立場を優先する
    研究室内では拘束時間の間、卒業研究を優先して勉強、実習すること。 私語や息抜きが他の人の学習を妨げることがあってはならない。

以下はある大学の、ある研究室の教員が作成した、卒業研究に関する 心構えである。 卒業研究とはどんなものなのかということが簡潔に書いてある。

「卒業研究」について、研究室における学生の心得

この研究室に配属されて、不満を持つものもいるかもしれないが、 それは決して前向きな姿勢とは言えない。定められた枠内で、自分の能 力を最大限発揮するよう努力し、卒業研究の期間を充実して過ごしても らいたい。

(平成 10 年 09 月 21 日)
(平成 13 年 04 月 13 日改訂)
(平成 13 年 10 月 06 日改訂)
(平成 20 年 03 月 08 日改訂)


竹野茂治@新潟工科大学
2008年3月8日