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34.19 Grid

コマンド set grid は格子線を描きます。

書式:

     set grid {{no}{m}xtics} {{no}{m}ytics} {{no}{m}ztics}
              {{no}{m}x2tics} {{no}{m}y2tics}
              {polar {<angle>}}
              { {linestyle <major_linestyle>}
                | {linetype | lt <major_linetype>}
                  {linewidth | lw <major_linewidth>}
                { , {linestyle | ls <minor_linestyle>}
                    | {linetype | lt <minor_linetype>}
                      {linewidth | lw <minor_linewidth>} } }
     set nogrid
     show grid

格子線は任意の軸の任意の主目盛/副目盛に対して有効/無効にでき、その主目 盛りと副目盛りに対する線種、線幅も指定でき、現在の出力装置がサポートす る範囲で、あらかじめ定義したラインスタイルを使用することもできます。

さらに、2 次元の描画では極座標格子も使うことができます -- 定義可能な 区間に対して、選択された目盛りを通る同心円と中心からの放射状の線が描か れます (その区間は set angles の設定にしたがって度、またはラジアンで 指定します)。極座標格子は現在は極座標モードでは自動的には生成されない ことに注意してください。

set grid が描く前に、必要な目盛りは有効になっていなければなりません。 gnuplot は、存在しない目盛りに対する格子の描画の命令は単に無視します。 しかし、後でその目盛りが有効になればそれに対する格子も描きます。

副格子線に対する線種を何も指定しなければ、主格子線と同じ線種が使われま す。デフォルトの極座標の角度は 30 度です。

デフォルトでは、格子線の幅は通常の線幅の半分です。主線幅 (major linwidth) と副線幅 (minor linewidth) に対する修飾詞はこのデフォルトの値を縮尺し ます。例えば set grid lw .5 とすれば、格子線幅は通常の線幅の 1/4 の 幅になります。

z の格子線は描画の背景に描かれます。これは描画の周りに部分的な箱が描画 されている場合にはいいでしょう -- set border を参照してください。


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Shigeharu TAKENO
2003年 10月 21日