1. fit f(x) 'file' via は Marquardt-Levenberg 法を使ってデータの当て はめを行います (これは version 3.5 に対する gnufit パッチとほんの少 し違うだけです)。
2. using コマンドは大幅に拡張しました。詳しくは plot using を見て ください。
3. set timefmt で、時系列データの入出力時に日付が使用できるようにな りました。Time/Date の項目、および timedat.dem. を参照してください。
4. いくつかのドライバでの複数行ラベルとフォントの選択
5. 見出し付けされない小目盛り。set mxtics 参照
6. 描画ページ内のキー (グラフ見出し) ボックスの移動 (描画範囲の外にま で出せる)、そのタイトル、回りの枠等に関する key オプション。set key 参照
7. set multiplot による単一の描画ページ上での多重描画 (multiplot)
8. postscript ドライバの改良による上/下つき文字、フォントの変更 (こ れは 3.5 のパッチとして存在していた別なドライバ (enhpost) だったもの)
9. 第 2 軸: 上と右の軸を下と左の軸とは独立に使い、それぞれに対して描画、 目盛りのラベル付けが可能。plot 参照
10. 特別なデータファイル名 '-' と "" のサポート。plot special-filenames 参照。
11. ラベルと矢 (arrow) に対する座標系を追加
12. set size でアスペクト比 (縦横比) の指定を可能に
13. 欠けているデータを正しく扱う set missing
14. コマンド call: 引数を持つ load
15. reverse, writeback, restore キーワードを持つより柔軟性のある range
16. 多国語エンコード用の set encoding
17. 持続性と複数のウィンドウをサポートした新しい x11 ドライバ
18. 新しい描画スタイル: xerrorbars, histeps, financebars 等。 set style 参照
19. 目盛りの見出しの新しい書式。"%l %L" は、見出しの与えられた単位に 対する仮数部と指数部に使われます。set format 参照。
20. 新しいドライバ: MS-Office アプリケーションに張り込むための cgm、 WEB 用の gif 等。
21. plot のグラフの平滑化、およびスプライン補間オプション。plot smooth 参照。
22. set margin と set origin は、描画範囲のどこにグラフを置くかを より良く制御します。
23. set border は各境界線を個々に制御可能になりました。
24. 新しいコマンド if と reread はコマンドループを可能にします。
25. 点のスタイルと大きさ、線の型と幅も plot コマンド上で指定できるよ うになりました。線の型と幅は、grids, borders, tics, arrows の各コマンド でも指定可能です。plot with 参照。さらに、それらの型は組み合わせるこ とも可能ですし、再利用のために保存することも可能です。set linestyle 参照。
26. 出力ターミナルがサポートする限り、文字列 (ラベル、目盛り見出し、日 付) は縦書きも可能。