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2 Introduction

gnuplot は,コマンド入力方式の対話的な関数描画プログラムです.コマン ドや関数名は大文字小文字を区別します.いずれのコマンドも,あいまいさ の無い限りにおいて省略することができます.1行中にはセミコロン(;)で区 切って複数のコマンドを書くことができます (ただし、loadcall は 最後のコマンドでなければなりません).文字列は引用符を使って表します. 引用符は,一重でも,二重でも構いません.例えば


        load "filename"
        cd 'dir'

しかし、両者には微妙な違いがあります (詳細は syntax を参照してくだ さい)。

コマンドラインでの引数は gnuplot 用のコマンドの書かれたファイルの名前 であるものとします.但し標準の X11 の引数は例外で,まず最初に処理され ます.各ファイルはコマンドライン上で指定された順に load コマンドで ロードされます.gnuplot は,最後に指定されたファイルを処理し終ると終 了します.ファイルが1つも指定されていない場合は,gnuplot は対話モー ドになります.特別なファイル名 "-" は標準入力を表します。詳細は "help batch/interactive" を参照してください。

gnuplot のコマンドの多くは複数のオプションを持っています。これらの オプションは、ほとんどの場合、不必要なものが省略できるよう、適切な 順序で指定することになっています。よって、もしコマンドの全部の指定が "command a b c" である場合、"command a c" は多分うまくいくでしょうが、 "command c a" はうまくいかないかもしれません。

コマンドは,複数行にまたがることができます.その場合は,最終行以外の 全ての行の行末にバックスラッシュ ($\backslash$) を書く必要があります.バックス ラッシュは必ず各行 *最後* の文字でなくてはなりません.その結果として バックスラッシュと,それに続く改行文字が存在しなかったかのように扱わ れます.つまり,改行文字がスペースの役をすることもありませんし,改行 によってコメントが終了することもありません.ですから複数行にまたがる 行の先頭をコメントアウトすると,そのコマンド全体がコメントアウトされ ることになります (comment 参照).なお注意しますが、もし、複数行のコ マンドのどこかでエラーが起きたとき、パーサはその場所を正確には指示す ることができませんし、また、正しい行に指示する必要もないでしょう。

このドキュメントにおいて,中括弧 ({}) は省略可能な引数を表すものとし、 縦棒 ($\vert$) は,互いに排他的な引数を区切るものとします.gnuplot のキー ワードや help における項目名は,バッククオート (`) または可能な場合 には boldface (太字) で表します.角括弧 ($<$$>$) は,それに対応するもの に置き換えられるべきものを表します.多くの場合、オプションの引数には それが省略されるとデフォルトの値が使用されます。しかし、これらの場合 必ずしも角括弧が中括弧で囲まれて書かれているわけではありません。

ある項目についてのヘルプが必要なときには,help に続けてその項目名を 入力して下さい.または単に help? でもヘルプの項目のメニューが 現われます。

初めて gnuplot を使う方は,plotting に関する説明から読みはじめると 良いでしょう (現在使用中であれば help plotting と入力して下さい).


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Shigeharu TAKENO
2003年 10月 21日