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12 Plotting

gnuplot には描画を生成する 3 つのコマンド、plot, splot, replot があります。plot は 2 次元描画を生成し、splot は 3 次元描画 (もち ろん実際には 2 次元面への射影) を生成します。replot は与えられた引数 を、直前の plot または splot コマンドに追加し、それを実行します。

描画に関する一般的な情報の大半は、plot に関する項で見つかります。3 次元描画に固有の情報は splot の項にあります。

plot は xy 直交座標系と極座標系が使えます。極座標系の詳細に関しては set polar を参照してください。splot は xyz 直交座標系のみしか扱え ませんが、コマンド set mapping で他の 2, 3 の座標系を使用することが 出来ます。さらに、オプション using を使えば、plot でも splot で もほとんどどんな座標系でもそれを定義して使うことが出来ます。

splot は点や線による描画に加えて、曲面や等高線を描くこともできます。 3 次元の関数の格子定義に関する情報については、splotset isosamples の項目を、3 次元データのファイルに必要な形態に関しては splot datafile の項目を、等高線に関する情報については set contourset cntrparam の項目を参照してください。


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Shigeharu TAKENO
2003年 10月 21日