書式:
set mark N empty デフォルト属性を持つ空のマークを作成 set mark N empty {properties} 指定した属性 (properties) を持つ空のマークを作成 set mark N <data> {properties} マーク N があれば頂点と属性を置き換え、 なければ頂点と属性を持つ新しいマーク N を作成 set mark N append <data> 既存のマーク N に新しい頂点を追加
マークの属性は、マークデータと同じコマンドで個別に設定したり、与えるこ とができます。
set mark N title "XXX" マーク N にタイトル文字列を設定 set mark N fillcolor <colorspec> マーク N に fillcolor を設定 set mark N fillstyle <fillstyle> マーク N に fillstyle を設定
コマンド set mark の <data> 部分は、コマンド plot の <data> 部分に とても良く似ています。座標は、ファイルやデータブロック、配列、疑似ファ イル '+' から標本化することでパラメータ的に生成されたデータ、等を読み こむことができます。
例:
array Square = [{-1,-1}, { 1,-1}, { 1, 1}, {-1, 1}, {-1,-1}] set mark 101 Square title "Gray Box" fillcolor "gray" fillstyle \ solid noborder set mark 102 Square title "Empty Blue Box" fillstyle empty border \ lc "blue"
マークの set mark による定義時に fillcolor と fillstyle を与えてある 場合、それらをマークが使われる plot や object の任意の塗り潰し属性に優 先して使用します。set mark で fillstyle を与えてない場合は、そのマー クは plot コマンドや set object にあればそのスタイルを使用しますが、 それもない場合は大域的な set style fill の設定を使用します。
マーク内の線分は、fillstyle があればその境界と同じ色で描画します。 警告: マークが線描されていながら有効な fillstyle が "noborder" の場合、 線色はあなたが意図したものにならない可能性があります。それは多分黒です。
竹野茂治@新潟工科大学