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書式:
set xtics <incr> set xtics <start>, <incr>, <end>
暗示的な <start>, <incr>, <end> 形式は、目盛りの列を <start> から <end> の間を <incr> の間隔で表示します。<end> を指定しなければ、それは無限大 とみなされます。<incr> は負の値も可能です。<start> と <end> の両方が指 定されていない場合、<start> は -∞、<end> は +∞とみなされ、目盛りは <incr> の整数倍の位置に表示されます。軸が対数軸の場合、目盛りの間隔 (増分) は、倍数として使用されます。
負の <start> や <incr> を、数値の後ろに指定すると (例えば rotate by <angle> とか offset <offset> の後ろ)、gnuplot の構文解析 器は、その値からその負の <start> や <incr> の値の引き算を行おうとする 間違いを犯します。これを回避するには、そのような場合は、0-<start> や 0-<incr> のように指定してください。
例:
set xtics border offset 0,0.5 -5,1,5
最後の ',' のところで失敗します。 代わりに
set xtics border offset 0,0.5 0-5,1,5
か
set xtics offset 0,0.5 border -5,1,5
のようにしてください。これらは、ちゃんと指示通りに、目盛りを境界に、目 盛り見出し文字列を 0,0.5 文字分だけずらして、start, increment, end を それぞれ -5,1,5 に設定します。
例:
目盛りを 0, 0.5, 1, 1.5, ..., 9.5, 10 の位置に生成
set xtics 0,.5,10
目盛りを ..., -10, -5, 0, 5, 10, ... に生成
set xtics 5
目盛りを 1, 100, 1e4, 1e6, 1e8 に生成
set logscale x; set xtics 1,100,1e8