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gnuplot の多くの出力形式 (aqua, pm, qt, x11, windows, wxt, ...) が、ス クリーン上にグラフをその中に描いた表示用のウィンドウを別に開きます。オ プション persist は、主たるプログラムが終了したときにも、それらのウ ィンドウを残すよう gnuplot に指示します。 これは、非対話型出力形式出力では何もしません。 例えば、以下のコマンドを実行すると
gnuplot -persist -e 'plot sinh(x)'
gnuplot は、表示ウィンドウを開き、その中にグラフを描き、そして終了し、 表示ウィンドウはグラフをその中に持ったままスクリーンに残ります。 新しい出力形式を設定するときに persist や nopersist を指定すること もできます。
set term qt persist size 700,500
出力形式によっては、その残ったウィンドウ上でも多少のマウス操作が可能な 場合もあります。しかし、グラフの再描画を要求するズーム (とその逆) のよ うな操作は、既にプログラムが終了しているので無理です。描画ウィンドウを 開いたまま残し、その後のマウス機能も完全に可能にするには、例えば gnuplot を対話型ではなく、スクリプトファイルから実行させる方法がありま す。以下参照: pause mouse close。