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書式:
set output {"<filename>"} unset output show output
非対話型出力形式では、デフォルトでは生成したグラフは stdout に送りま す。コマンド set output は、その出力を指定したファイルやデバイスにリ ダイレクトします。このコマンドで開いたファイルは、次の set/unset output コマンド、または次の出力形式の変更、または gnuplot を終了するま で開いたままになっています。
対話型出力形式では、set output は無視します。
ファイル名は引用符で囲まなければなりません。ファイル名を省略した場合、
そのコマンドは unset output と同じになり、それは直前の set output で開いた任意の出力ファイルを閉じ、新しい出力は stdout に送ります。
set terminal と set output の両方を指定する場合、set terminal を 先に指定する方が安全です。それは、ある種の terminal では、OS が必要と するフラグをセットすることがあるからです。例えば、バイナリファイルに対 して別々の open コマンドを必要とするような OS などがそれに該当します。
パイプをサポートする環境では、パイプ出力も有用です。例えば以下の通りで す:
set output "|lpr -Plaser filename" set term png; set output "|display png:-"
MS-DOS では、set output "PRN" とすると標準のプリンタに出力されます。