- 時間軸の主目盛りと副目盛り用の時間単位
時間軸の主目盛りと副目盛りは、minutes/hours/days/weeks/months/years
を単位とする目盛り間隔指定を受け付けます。
以下参照: set xtics (112.123), set mxtics time (112.57.1)。
- using 指定内での文字列 $# は、現在の入力データ行にある全列数と評価
します。例えば、"plot FOO using 0:(column($# - 1))" は、各行の最後か
ら一つ手前の列を描画します。
- bin (箱) 用の、合計でなく平均を描画するキーワード binvalue=avg
- set colorbox bottom は、垂直なカラーボックスを右に配置する代わりに
水平なカラーボックスをグラフの下に配置します。
- 交差する pm3d 曲面のレンダリングの改良 - 重なる曲面のタイルを、交差
曲線に沿って 2 つの部分に分割し、一方の曲面のタイルが他方の曲面を通
って不正に突き出てしまうことがないようにします。
- pm3d 光源モデルに、ユーザ制御型のスポットライトを追加。以下参照:
set pm3d spotlight (112.71.4)。
- key の全体の幅と列数を固定する新規オプション。以下参照: key layout (112.39.5)。
- set pm3d border retrace は、各 pm3d 四辺形の周りに、塗り潰し領域と
同じ色で境界を描きます。これは、原理的に視覚効果はありませんが、あま
りよくない pdf や postscript ビューワのようなディスプレイモードで、
エイリアスによる副産物が導入されないようにします。
- set isotropic は、2 次元グラフと 3 次元グラフの両方で、x, y, z 軸
のすべてのスケールが同じになるようにスケールを合わせます。
- 変更: 文字の回転角が整数という制限はなくなりました。
- 特別な (非数値の) 線種 (linetype) lt nodraw, lt black, lt bgnd
以下参照: special_linetypes (20.4)。
- データ駆動型の histogram グラフの色割り当て。以下参照:
histograms colors (50.3)。
- 凡例 (key) の箱の位置は、gnuplot が他に行う仕組みによるどんな位置決
めに対しても、オフセットを与えることで手動で調整できます。以下参照:
set key offset (112.39.7)。
- pointtype 1001 で始まる数値点種は、背景を塗り潰す多角形です。これら
の特殊記号は、すべての出力形式で実装されているわけではありません。
以下参照: pointtype symbols (60.1)。
竹野茂治@新潟工科大学
2024-03-29