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書式:
newhistogram {"<title>" {font "name,size"} {tc <colorspec>}} {lt <linetype>} {fs <fillstyle>} {at <x-coord>}
一回の描画に 2 つ以上のヒストグラムの組を作ることもできます。この場合 コマンド newhistogram を使うことで、それらを強制的に分離し、またそれ ぞれのラベルを分離することができます。 例:
set style histogram cluster plot newhistogram "Set A", 'a' using 1, '' using 2, '' using 3, \ newhistogram "Set B", 'b' using 1, '' using 2, '' using 3
ラベル "Set A" と "Set B" は、それぞれのヒストグラムの組の下、x 軸の全 てのラベルの下の位置に現われます。
コマンド newhistogram は、ヒストグラムの色付けを強制的に指定した色 (linetype) で始めるのにも使えます。デフォルトでは、色の番号はヒストグ ラムの境界をまたいでさえも連続的に増加し続けます。次の例は、複数のヒス トグラムに同じ色付けを施します。
plot newhistogram "Set A" lt 4, 'a' using 1, '' using 2, '' using 3, \ newhistogram "Set B" lt 4, 'b' using 1, '' using 2, '' using 3
同様に、次のヒストグラムを指定した fillstyle で始めさせることが可能で す。その fillstyle を pattern にセットした場合、塗り潰しに使用される パターン番号は自動的に増加されていきます。
新しいヒストラムの開始は、通常は凡例 (key) に空のエントリを追加し、そ れによりそのヒストグラム要素の集合のタイトルは、それ以前のヒストグラム のものと分離されることになります。しかしこの空行は、その要素が個々のタ イトルを持たない場合は望ましいものではありません。これは、そのスタイル を set style histogram nokeyseparators と変更することで、その空行の 出力を抑制できます。
オプション at <x-coord> は、その後のヒストグラムの x 座標の位置を <x-coord> に設定します。例:
set style histogram cluster set style data histogram set style fill solid 1.0 border -1 set xtic 1 offset character 0,0.3 plot newhistogram "Set A", \ 'file.dat' u 1 t 1, '' u 2 t 2, \ newhistogram "Set B" at 8, \ 'file.dat' u 2 t 2, '' u 2 t 2
この場合、2 つ目のヒストグラムの位置は x=8 から始まります。