書式:
plot <data> with hsteps {forward|backward} {baseline|pillars|link|nolink} {{above|below} y=<baseline>} {offset <y-offset>}
2 列: x y 3 列: x y width
この描画スタイルには 2 列か 3 列のデータが必要です。さらに入力列を追加 すると、それは可変線色や塗り潰し色の情報として使用します (以下参照: rgbcolor variable (20.1.4))。入力データの x の値は、単調であると仮定します。
各段の幅を 3 列目の入力列として明示的には与えなかった場合、各線分の幅 は、隣接する水平線分と接触するように計算します。3 列目が負の値の場合は 全幅の段の要求として処理します。
キーワード forward, backward は、指定した x 座標から水平線分を延長 する方向を指定するのに使用します。どちらも指定しない場合は水平線分は与 えられた x の値から両側へ、隣接する次の点の x の値との中点まで延長しま す。しかし、始点と終点では、対応する外側の隣接点がないので、水平線分は 内側の隣接点との距離を利用して外側への延長幅を外挿します (以下参照: histeps (48), boxes (36))。
デフォルト (baseline) と、その変種の pillar は、ベースラインとなる y の値を使用します。plot コマンドで何も指定しなければ、ベースラインは y=0 となります。plot コマンドが塗り潰しスタイルを使用する場合、ベース ラインは塗り潰し領域の一つの境界を定めることにもなります。 4 つの変種が利用可能です。
set xzeroaxis plot $data using 1:2 with hsteps plot $data using 1:2:(0.5) with hsteps
plot $data using 1:2 with hsteps pillar plot $data using 1:2:(0.5) with hsteps pillar plot $data using 1:2:(0.5) \ with hsteps pillar above fc "blue", \ $data using 1:2:(0.5) \ with hsteps pillar below fc "red"
plot $data using 1:2 with hsteps nolink, \ $data using 1:2 with hsteps nolink forward, \ $data using 1:2 with hsteps nolink backward, \ $data using 1:2 with points pt "|"
例: 変種 link を変種 pillar に重ねることで、カテゴリの境界同士を線 で接続するような積み上げ型ヒストグラムグラフを生成できます。
set style line 11 lw 2 lc "gray" dt "." set style line 12 lw 2 lc variable plot $data using 1:3:(0.5) ls 11 with hsteps link, \ $data using 1:3:(0.5):1 ls 12 with hsteps pillar \ fs solid 0.7 border, \ $data using 1:4:(0.5) ls 11 with hsteps link, \ $data using 1:4:(0.5):1 ls 12 with hsteps pillar \ fs transparent pattern 1 border