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call コマンドにより gnuplot スクリプトに入った場合、呼び出し側からの パラメータは、2 つの仕組みで利用できます。各パラメータは、まず文字列と して変数 ARG1, ARG2, ... ARG9 に保存します。さらにそれらは配列 ARGV[9] の各要素としても保存します。こちらは、数値は複素変数値として保存します が、それ以外はすべて文字列として保存します。ARGC はパラメータの個数を 保持します。よって、以下の call 後には
call 'routine_1.gp' 1 pi "title"
以下の 3 つの引数を routine_1.gp 内で以下の値として利用できます:
ARGC = 3 ARG1 = "1" ARGV[1] = 1.0 ARG2 = "3.14159" ARGV[2] = 3.14159265358979... ARG3 = "title" ARGV[3] = "title"
この例では、ARGV[1] と ARGV[2] は可能な限りの精度を持つ浮動小数値とな りますが、ARG2 は書式 "%g" による文字列として保存されるため精度が落ち ています。
ARGC とそれに対応する配列 ARGV[ARGC] は関数ブロック呼び出しの内部でも 利用可能です。しかし、関数ブロック呼び出しでは、文字列変数 ARG1,... は 作られません。