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emf ドライバは EMF (Enhanced Metafile Format) ファイルを生成します。 この形式のファイルは多くの MS-Windows アプリケーションで認識できます。
書式:
set terminal emf {color | monochrome} {enhanced {noproportional}} {rounded | butt} {linewidth <LW>} {dashlength <DL>} {size XX,YY} {background <rgb_color>} {font "<fontname>{,<fontsize>}"} {fontscale <scale>}
monochorome モードは折れ線を点線のパターンを循環させて打ち出します。 linewidth <factor> は全ての線幅をここで指定する値倍にします。 dashlength <factor> は、太い線には便利でしょう。 <fontname> はフォント名、 <fontsize> はポイント単位でのフォントの大きさです。
出力画像の形式的な (名ばかりの) サイズは、デフォルトでは適当な単位での 1024x768 になっています。オプション size を使って別な形式的なサイズ を指定できます。
拡張文字列処理モード (enhanced text mode) は、プロポーショナル文字間隔 を近似しようとします。モノスペースフォントを使う場合、あるいはこの近似 を好まない場合、オプション noproportional を使うことでこの補正をオフ にできます。
デフォルトの設定は、color font "Arial,12" size 1024,768 で、 default を選択すると全てのオプションがそのデフォルトの値になります。
例:
set terminal emf 'Times Roman Italic, 12'