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set key autotitle は、凡例の各グラフを、plot コマンドで使用したデー タファイルや関数の名前によって特定するようにしますが、これがデフォルト の挙動です。set key noautotitle は、その自動的なグラフのタイトル付け を無効にします。 コマンド set key autotitle columnheader は、各入力データの先頭行の各 列のエントリをテキスト文字列と解釈し、対応する描画グラフのタイトルとし て使用します。描画される量が、複数の列データの関数である場合は、 gnuplot はどの列をタイトルの描画に使えばいいのかわかりませんので、その 場合、plot コマンド上で、例えば以下のように明示的にタイトルの列を指定 する必要があります。
plot "datafile" using (($2+$3)/$4) title columnhead(3) with lines
注意: set key autotitle columnheader とすると、たとえ凡例 (key) が unset key で無効になっている場合でも、1 列目をデータとしてではなく、 列のヘッダとして処理します。これは、stats や fit のように凡例を作 らないコマンドに対しても同様です。データの先頭行をグラフのタイトルでは なく columnheader として使用したい場合は、set datafile columnheaders としてください。
また、いずれの場合でも、plot コマンドに明示的な title や notitle キーワードを指定すれば、それは set key autotitle による設定より優先 されます。