その他の新しい機能
- 時間軸の主目盛りと副目盛り用の時間単位
時間軸の主目盛りと副目盛りは、minutes/hours/days/weeks/months/years を単位とする目盛り間隔指定を受け付けます。 以下参照: set xtics, set mxtics time。
- using 指定内での文字列 $# は、現在の入力データ行にある全列数と評価
します。例えば、"plot FOO using 0:(column($# - 1))" は、各行の最後か ら一つ手前の列を描画します。
- bin (箱) 用データの和でなく平均を描画するキーワード binvalue=avg
- set colorbox bottom は、垂直なカラーボックスをグラフの右に配置する
代わりに、水平なカラーボックスをグラフの下に配置します。
- cbtics 以外の軸には影響しない set colorbox cbtics <linestyle>
- 交差する pm3d 曲面のレンダリングの改良 - 重なる曲面のタイルを、交差
曲線に沿って 2 つの部分に分割し、一方の曲面のタイルが他方の曲面を通 って不正に突き出てしまうことがないようにします。
- pm3d 光源モデルに、ユーザ制御型のスポットライトを追加。以下参照:
set pm3d spotlight。
- key の全体の幅と列数を固定する新規オプション。以下参照: key layout。
- set pm3d border retrace は、各 pm3d 四辺形の周りに、塗り潰し領域と
同じ色で境界を描きます。これは、原理的に視覚効果はありませんが、あま りよくない pdf や postscript ビューワのようなディスプレイモードで、 エイリアスによる副産物が導入されないようにします。
- set isotropic は、2 次元グラフと 3 次元グラフの両方で、x, y, z 軸
のすべてのスケールが同じになるようにスケールを合わせます。
- 変更: 文字の回転角が整数という制限はなくなりました。
- 特別な (非数値の) 線種 (linetype) lt nodraw, lt black, lt bgnd
以下参照: special_linetypes。
- データ駆動型の histogram グラフの色割り当て。以下参照:
histograms colors。
- 凡例 (key) の箱の位置は、gnuplot が他に行う仕組みによるどんな位置決
めに対しても、オフセットを与えることで手動で調整できます。以下参照: set key offset。