データが格子状になっていない場合、set dgrid3d を使って最初に適切な格 子を生成し、その格子にデータを当てはめることができます。
書式:
set contour {base | surface | both} unset contour show contour
これらの 3 つのオプションは等高線をどこに引くかを指定します。base で は等高線を x/y 軸の刻みのある底面に描かれ、surface では等高線はその 曲面自体の上に描かれ、both では底面と曲面上の両方に描かれます。オプ ションが指定されていない場合は base であると仮定されます。
等高線の描画に影響を与えるパラメータについては、以下参照: set cntrparam (111.16)。等高線のラベルの制御に関しては、以下参照: set cntrlabel (111.15)。
このオプションは、線やラベルを配置するもので、曲面自身のその他の見た目 は変えないことに注意してください。曲面の色付けを、等高線で区切られた領 域が他と区別できるような色に割り当てたい場合は、代わりに描画スタイル contourfill を使用してくだささい。以下参照: contourfill (41)。
set contour が有効な場合、splot with <style> で points, lines, impulses, labels 等の描画要素を等高線に沿って配置できます。with pm3d は、pm3d 曲面を生成し、さらに等高線も書きます。 set contour が有効な際に生成する等高線に、ファイルから読み込んだラベ ルなどのその他の描画要素も混ぜたい場合は、splot コマンド内のその命令の 後ろにキーワード nocontours を追加しないといけません。
曲面をスイッチオフ (以下参照: unset surface (111.87)) にして、等高線のみのグ ラフにすることも可能です。等高線の 2 次元射影とオプションのラベルは以 下のようにして生成できます:
set view map splot DATA with lines nosurface, DATA with labels
以前のバージョンの gnuplot では、以下のように、代わりとなる多段階の方 法を使って 3 次元の等高線をファイルやデータブロックに保存し、その後で それを 2 次元の plot コマンドを使用してそれを描画していました。
set contour set table $datablock splot DATA with lines nosurface unset table # 等高線は $datablock に、1 つの等高線が 1 つの index で plot for [level=0:*] $datablock index level with lines
以下も参照: splot datafile (114.1)。また、
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<a href="http://www.gnuplot.info/demo/contours.html">
等高線のデモ (contours.dem)
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</a>
と
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<a href="http://www.gnuplot.info/demo/discrete.html">
等高線レベルのユーザ定義のデモ (discrete.dem)
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</a>
も参照。