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平行座標描画 (parallel axis plot, parallel coordinates plot とも呼ばれ る) は、多次元データの相関を視覚化します。入力データの個々の列は、それ ぞれ別々のスケールの縦軸に割り当てられます。一つのファイルのすべての列 を描画する場合は、グラフの折れ線 1 本が、そのファイルのデータの 1 行分 の値を表しています。 それらを数種類に分類して色を割り当てることはよく行われますが、 それは、その分類と軸との間の関係を視覚的に調査することを可能にします。
書式:
set style data parallelaxes plot $DATA using col1{:varcol1} {at <xpos>} {<line properties}, \ $DATA using col2, ...
変更: gnuplot バージョン 5.4 では、描画スタイル parallelaxes の書式を 変更しています。改良された書式では、平行座標軸数の制限をなくすことが可 能です。
gnuplot 5.2: plot $DATA using 1:2:3:4:5 with parallelaxes gnuplot 5.4: plot for [col=1:5] $DATA using col with parallelaxes
新しい書式では、以下の例に見られるように、平行座標軸の x 軸位置での明 示的な配置も可能になっています。明示的な x 座標指定がなければ、N 番目 の軸は x=N の場所に置かれます。
array xpos[5] = [1, 5, 6, 7, 11, 12] plot for [col=1:5] $DATA using col with parallelaxes at xpos[col]
デフォルトでは、gnuplot は自動的に個々の軸の範囲、スケールを入力データ から決定しますが、通常の set axis range コマンドによってそれをカスタ マイズすることも可能です。以下参照: set paxis。