plot 文の using 項目内の式では、入力ファイルに含まれる実際のデータ値
に加えて管理情報も参照でき、これらは "疑似列" (pseudocolumns) に含まれ
ています。
column(0) データ集合内での各点の順番。順番は 0 から始まり、空
行やコメント行でない行で増え、2 行の連続する空行でリ
セットされます。非一様な matrix データ形式では、
column(0) は各 matrix 要素の線形順序になります。
略記 $0 も使用可。
column(-1) この番号は 0 から始まり、1 行の空行で増え、2 行の連
続する空行でリセットされます。これは、行列、または格
子状データ内のデータ行に対応します。また、データ集合
内の別々の線分や多角形を区別するのにも使えます。
column(-2) 0 から始まり、2 行の連続する空行で増えます。これは、
複数のデータ集合を持つファイル内の、現在のデータ集合
の index 番号です。以下参照: `index`。
column($#) 特別な記号 $# は、存在する全列数と評価されますので、
よって column($#) は、現在の入力行の最終列 (最右列)
を参照します。同様に column($# - 1) は、最終列の一つ
手前の列、などとなります。
竹野茂治@新潟工科大学
2023-08-29