書式:
smooth {unique | frequency | fnormal | cumulative | cnormal | csplines | acsplines | mcsplines bezier | sbezier | path | kdensity {bandwidth} {period} | unwrap}
オプション unique, frequency, fnormal, cumulatie, cnormal は、 x 座標に関してデータをソートし、そしてその x の値に対する分布のある種 の様子を描画します。
spline 系、Bezeir 系のオプションは、データの端と端を結ぶ連続曲線の係数 を決定します。この曲線は関数グラフと同じ方法、すなわちその値を x 座標 に沿う同じ幅の区間ごとに選び (以下参照: set samples (110.83))、それらの点を 線分でつなぐことで描画します。データ集合が空行や未定義値で切られてい る場合、切られていないそれぞれの部分を別々の連続曲線としてつなぎます。 これらの別々につないだ部分同士は、曲線として切れたり、不連続になった りするかもしれません。
unwrap は、データがπより大きなジャンプをしないように、2πの整数倍を 加える操作をします。
もし autoscale の状態であれば、軸の範囲は元のデータからではなく、そ こから作られる最終的な曲線に対して計算されます。
もし autoscale の状態でなく、かつスプライン曲線を生成する場合、その スプライン曲線の標本化は、入力データを含むような x の範囲と、 set xrange で定義される固定した横座標の範囲の共通部分の上で行なわれ ます。
要求する平滑化オプションを適用するにはデータの点数が少なすぎる場合は、 エラーメッセージが表示されます。
smooth オプションは、関数の描画のときには無視されます。極座標モード では、smooth path のみ有効です。
3 次元 plot (splot) での平滑化は、現在は 3 次元の点の集合を通る自然 3 次スプライン曲線の生成に限定されています。一般的には、軌道 (smooth path) にスプラインを沿って生成します。3 次元データの 2 次元 射影に対しては、smooth csplines はそれが 2 次元データであるかのよう に作用します。一つの splot コマンドでは、いずれか一つのキーワードの みが許されています。
splot $DATA using 1:2:3 smooth path with lines