101.37.6 凡例のサンプル (key samples)

デフォルトでは、グラフ上の各描画は凡例 (key) 内にそれぞれに対応するエ ントリを生成します。このエントリには、描画タイトルと、その描画で使われ るのと同じ色、同じ塗りつぶし属性による線/点/箱 のサンプルが入ります。 font と textcolor 属性は、凡例内に現われる個々の描画タイトルの見た目を 制御します。textcolor を "variable" にセットすると、凡例の各エントリの 文字列は、描画グラフの線や塗りつぶし色と同じ色になります。これは、以前のある時期の gnuplot のデフォルトの挙動でした。

グラフ曲線のサンプルの線分の長さは samplen で指定できます。その長さ は目盛りの長さと、<sample_length>*(文字幅) の和として計算されます。 sapmlen は、グラフ上の点のサンプルの位置にも (もしサンプル線分自身が 書かれなくても) 影響を与えています。それは、点の記号はサンプル線分の中 央に書かれるためです。

凡例のベースライン間隔は、現在のフォントサイズに対する「1 行空き」 (single space) になっています。これは set key spacing <line-spacing> で変更できます。

<width_increment> は、文字列の長さに加えたり減らしたりする幅 (何文字分 か) を表す数値です。これは、凡例に外枠を書き、文字列に制御文字を使う場 合にだけ有用でしょう。gnuplot は外枠の幅を計算するときは、ラベル文字 列の文字数を単純に数えるだけなので、それを修正するのに使えます。

竹野茂治@新潟工科大学
2021-06-25