101.16 カラーボックス (colorbox)

色の一覧表、すなわち pm3dpalette の min_z から max_z までの滑 らかなグラデーションは、unset colorbox が使われていない限りカラーボ ックス (colorbox) に描かれます。


     set colorbox
     set colorbox {
                { vertical | horizontal } {{no}invert}
                { default | user }
                { origin x, y }
                { size x, y }
                { front | back }
                { noborder | bdefault | border <linestyle> }
                  {cbtics <linestyle>}
              }
     show colorbox
     unset colorbox

カラーボックスの位置は、default または user で指定でき、後者の場合 その位置や大きさを originsize コマンドで設定します。カラーボッ クスは、グラフや曲面の後 (front) あるいは先 (back) に描画させるこ ともできます。

グラデーションの方向は、オプション verticalhorizontal で切替え ることが可能です。

origin x, ysize x, yuser オプションとの組でのみ使用され ます。x, y の値は、デフォルトではスクリーン座標と解釈されますが、これ は 3 次元描画用のかしこまったオプションに過ぎません。set view map に よる splot を含む 2 次元描画では、任意の座標系での指定が可能です。例え ば以下を試してみてください:

   set colorbox horiz user origin .1,.02 size .8,.04

これは水平方向のグラデーションをグラフの下の辺りに描画します。

border は境界描画を ON にします (デフォルト) し、noborder は境界描 画を OFF にします。border の後ろに正の整数を与えると、それを境界を描 画する時の line style のタグとして使います。例えば:

   set style line 2604 linetype -1 linewidth .4
   set colorbox border 2604

は line style 2604、すなわち細い線のデフォルトの境界色 (-1) で境界を 描画します。bdefault (デフォルト) は、カラーボックスの境界の描画にデ フォルトの境界の line style を使います。

cbtics は、カラーボックスの目盛り (cbtics) に対して、境界のラインス タイルとは異なる線種を指定するのに使えます。

カラーボックスの軸は cb と呼ばれ、通常の軸のコマンドで制御されます。 すなわち set/unset/showcbrange, [m]cbtics, format cb, grid [m]cb, cblabel などが、そして多分 cbdata, [no]cbdtics, [no]cbmtics なども使えるでしょう。

パラメータ無しの set colorbox はデフォルトの位置へ切替えます。 unset colorbox はカラーボックスのパラメータをデフォルト値にリセット し、その上でカラーボックスを OFF にします。

以下も参照: set pm3d (101.69), set palette (101.65), set style line (101.84.7)

竹野茂治@新潟工科大学
2021-03-26