92 For

plot, splot, set, unset コマンドでは、繰り返しの節を使うことも できます。これは、基本的なコマンドを複数回実行する効果を持ち、そのおの おのの実行では繰り返し制御変数によって数式は再評価されます。do コマ ンドでは、どんなコマンド列でも繰り返し実行させることができます。繰り返 し節は現在は以下の 2 つの形式をサポートしています:


     for [intvar = start:end{:increment}]
     for [stringvar in "A B C D"]

例:


     plot for [filename in "A.dat B.dat C.dat"] filename using 1:2 with lines
     plot for [basename in "A B C"] basename.".dat" using 1:2 with lines
     set for [i = 1:10] style line i lc rgb "blue"
     unset for [tag = 100:200] label tag

繰り返しの入れ子もサポートしています:


     set for [i=1:9] for [j=1:9] label i*10+j sprintf("%d",i*10+j) at i,j

さらなる説明については、以下参照: iteration (19), do (84)

竹野茂治@新潟工科大学
2024-05-31