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fig ドライバは、対話型描画ツール xfig に取り込める Fig グラフィック言 語での出力を生成します。 注意:
fig 出力形式は、gnuplot バージョン 5.3 で大きく改訂されました。 現在は fig ファイル形式バージョン 3.2 のみサポートしています。 点線/破線パターンを利用するには Xfig 3.2.6 以降が必要です。
書式:
set terminal fig {monochrome | color} {small | big | size <xsize>{in|cm},<ysize>{in|cm}} {landscape | portrait} {pointsmax <max_points>} {font "<fontname>{,<fontsize>}"} {fontsize <size>} {textnormal | {textspecial texthidden textrigid}} {{linewidth|lw} <multiplier>}
デフォルトの設定は、
set term fig color small landscape font "Times Roman,10" lw 1.0
size は描画範囲を <xsize>*<ysize> に、インチ単位 (デフォルト) かセン チ単位で設定 (変更) します。デフォルトは size 5in,3in です。 small は size 5in,3in (portrait モードでは 3in,5in) の省略形、 big は size 8in,5in の省略形です。
pointsmax は、折れ線内の頂点の最大数を設定し、長すぎる折れ線は、分割 します。
font は、テキストフォントフェース名を <fontname> に、フォントサイズを <fontsize> ポイントに設定します。その選択は、35 の標準 PostScript フォ ントに限定されています。 textnormal はテキストフラグをリセットして postscript フォントを選択し、 textspecial はテキストフラグを LaTeX special に設定し、 texthidden, textrigid はそれぞれ無表示のテキスト、スケーリングされ ないテキスト用のフラグを設定します。
linewidth は、すべての線に対する linewidth の値への倍率です。
fig ドライバには plot コマンドの point スタイルの記号が追加されて います。記号の指定は (pointtype の値) % 100 の 50 以上の値が使われ、 その塗りつぶしの濃さは <pointtype> % 5 の値で制御し、その輪郭は黒 (<pointtype> % 10 < 5 の場合) または現在の色で書かれます。利用可能な記 号は以下の通りです。
50 - 59: 円 60 - 69: 正方形 70 - 79: ひし形 80 - 89: 上向きの三角形 90 - 99: 下向きの三角形
これらの記号の大きさはフォントの大きさで変更できます。
RGB 色は、それが描画の前に線種として定義されているものではない場合、ま たは登録されている色名やパレット値に一致しなかった場合は灰色で置き換え られます。以下参照: colornames。 例:
set linetype 999 lc rgb '#aabbcc' plot $data with fillecurve fillcolor rgb '#aabbcc'