system "command string" ! command string output = system("command string") show variable GPVAL_SYSTEM
system "command" は、オペレーティングシステムのデフォルトシェルを呼 び出し、そのサブプロセスとして "command" を実行します。関数として system("command") を呼び出した場合は、そのサブプロセスの標準出力から の文字ストリームを文字列として返します。最後に改行がついている場合は、 それは結果文字列からは除去されます。以下も参照: backquotes。
そのサブプロセスの終了コードは、変数 GPVAL_SYSTEM_ERRNO と GPVAL_SYSTEM_ERRMSG に保存されます。しかし、もしコマンド文字列が 2 つ 以上のプログラムを呼び出している場合は、そのうちの一つのプログラムがエ ラーを出しても、"成功" を返す可能性があることに注意してください。例え ば、file = system("ls -1 *.plt | tail -1") は、*.plt ファイルが一つも ない場合でも "成功" が返ります。それは、ls が失敗しても tail は成 功するからです。
システムコマンドは、以下に示すように外部関数を gnuplot に取り入れるの に利用できますが、これはその関数を呼び出す度に別のサブプロセスを強制的 に生成することになります。よって、たくさん呼び出す可能性のある関数は、 動的ライブラリからサブルーチンとして直接呼び出す形で取り入れる方がいい でしょう。以下参照: import, plugin.dem。
f(x) = real(system(sprintf("somecommand %f", x)))