各点毎に、そして事前に、設定する属性の多くの組み合わせ指定が可能です。 2 次元描画では、以下が指定できます。
using x:y using x:y:radius using x:y:color using x:y:radius:color using x:y:radius:arc_begin:arc_end using x:y:radius:arc_begin:arc_end:color
デフォルトでは完全な円を描画しますが、4 列目、5 列目に開始角と終了角 (単位は度)を指定することで円弧の一部を描画することもできます。
using 指定の最後の列で、円毎の色も指定できます。この場合、plot コマン ドには lc variable か fillcolor rgb variable のような変動色指定を 入れる必要があります。
3 次元描画では、using 指定には以下のものが必要です。
splot DATA using x:y:z:radius:color
変動色の列はオプション (省略可) です。 以下参照: set style circle (100.86.8), set style fill (100.86.4)。
例:
# 面積が 3 列目の値に比例するような円を描画 set style fill transparent solid 0.2 noborder plot 'data' using 1:2:(sqrt($3)) with circles, \ 'data' using 1:2 with linespoints
# 円の代わりにパックマンを描画 plot 'data' using 1:2:(10):(40):(320) with circles
# インランデータで円グラフを描画 set xrange [-15:15] set style fill transparent solid 0.9 noborder plot '-' using 1:2:3:4:5:6 with circles lc var 0 0 5 0 30 1 0 0 5 30 70 2 0 0 5 70 120 3 0 0 5 120 230 4 0 0 5 230 360 5 e
これは、pointstyle 7 で点のサイズを variable とした points による描 画と似ていますが、circles は x 軸の範囲で伸縮される点が異なります。以下も参照: set object circle (100.61.3), fillstyle (100.86.4)。
竹野茂治@新潟工科大学