3 次元グラフ (splot) の凡例の配置は、デフォルトでは fixed オプショ
ンを使用します。注意: これは、gnuplot 5.0 以前とは異なる挙動です。
fixed による配置は、inside による配置に似ていますが、重要な違いが
一つあります。3 次元グラフの視点が回転したりスケールすると、それに伴な
って描画の境界も変化します。凡例の配置が inside の場合は、視点が変更
するときにこれらの境界が移動するため、凡例も移動します。fixed の場合
は、視角やスケールの変更を無視して凡例を配置するので、グラフが回転して
も、凡例の位置はキャンバスの一つの場所に固定されたままになります。
なお、2 次元グラフでは、fixed オプションは完全に inside と同じです。
splot で等高線を書く場合、デフォルトでは異なる線種の個々の等高線レベ
ルに対して、別々の凡例の項目を生成します。これを変更するには、以下参照:set cntrlabel (100.13)。
竹野茂治@新潟工科大学
2021-06-08