set term gif animate {delay <d>} {loop <n>} {{no}optimize}}
gif 出力形式のオプション animate は、複数のフレームからなる単一の gif ファイルを生成します。各画像間の表示間隔は、1/100 秒単位で指定できます が (デフォルトは 5)、この値を、後でそのアニメーションを見るのに使うプロ グラムが正確に再現するかもしれませんし、しないかもしれません。 アニメーションの繰り返し回数も指定できますが、デフォルトは 0 で、それは 無限の繰り返しを意味します。改めて言いますが、この値もそれを見るのに使 うプログラムが正確に再現するかもしれませんし、しないかもしれません。 アニメーション画像列は、次の set output か set term コマンドによっ て終了します。
[非推奨] オプション optimize は、出力ファイルを開くときに gd ライブラ リに渡します。これは、アニメーションに 2 つの効果を持ちます。
1) アニメーション全体を通じて単一のカラーマップが使用されます。これは アニメーションの全てのフレームで使用される全ての色が最初のフレームで 定義されている必要があります。
2) 可能ならば、個々のフレームで一つ前のフレームと違う部分のみがアニメ ーションファイルに保存されます。これはファイルサイズを小さくしてくれ ますが、透明化機能を使用している場合には働かないかもしれません。
これら両方の最適化はより小さいサイズの出力ファイルを作ろうとするもので すが、多分その減少量は、長いアニメーションのみ意味がある程度でしょう。 警告: libgd の最適化の実装はおかしいことが知られていますので、gnuplot でこのオプションを使用することは推奨しません。
連続する回転を表示する例:
set term gif animate loop 0 set output 'rotating_surface.gif' do for [ang=1:359] { set view 60, ang splot f(x,y) with pm3d } unset output
竹野茂治@新潟工科大学