書式:
set timefmt "<format string>" show timefmt
timefmt と timecolumn の両方で有効な書式は以下の通りです:
時系列データ書式指定子 | |
書式 | 説明 |
%d |
何日, 1–31 |
%m |
何月, 1–12 |
%y |
何年, 0–99 |
%Y |
何年, 4 桁 |
%j |
1 年の何日目, 1–365 |
%H |
何時, 0–24 |
%M |
何分, 0–60 |
%s |
Unix epoch (1970-01-01, 00:00 UTC) からの秒数 |
%S |
何秒 (出力では 0–60 の整数、入力では実数) |
%b |
月名 (英語) の 3 文字省略形 |
%B |
月名 (英語) |
%p |
2 文字の am AM pm PM のいずれか |
任意の文字を文字列中で使用できますが、規則に従っている必要があります。 \t (タブ) は認識されます。バックスラッシュ + 8 進数列 ( \nnn) はそれが 示す文字に変換されます。日時要素の中に分離文字がない場合、%d, %m, %y, %H, %M, %S はそれぞれ 2 桁の数字を読み込みます。%S での読み込みで小数 点がそのフィールドについている場合は、その小数点つきの数を小数の秒指定 だと解釈します。%Y は 4 桁、%j は 3 桁の数字を読み込みます。%b は 3 文 字を、%B は必要な分だけの文字を要求します。
空白 (スペース) の扱いはやや違います。書式文字列中の 1 つの空白は、ファイル中の 0 個、あるいは 1 つ以上の空白文字列を表します。すなわち、 "%H %M" は "1220" や "12 20" を "12 20" と同じように読みます。
データ中の非空白文字の集まりそれぞれは、using n:n 指定の一つ一つの列 とカウントされます。よって 11:11 25/12/76 21.0 は 3 列のデータと認 識されます。混乱を避けるために、日時データが含まれる場合 gnuplot は、 あなたの using 指定が完璧なものであると仮定します。
日付データが曜日、月の名前を含んでいる場合、書式文字列でそれを排除しなければいけませんが、"%a", "%A", "%b", "%B" でそれらを表示することはできます。gnuplot は数値から月や曜日を正しく求めます。これら、及び日時 データの出力の他のオプションの詳細に関しては、以下参照: set format (p. )。
2 桁の西暦を %y で読む場合、69-99 は 2000 年未満、00-68 は 2000 年以後と見なします。注意: これは、UNIX98 の仕様に合わせたものですが、この慣 例はあちこちで違いがあるので、2 桁の西暦値は本質的にあいまいです。
書式 %p が "am" か "AM" を返す場合、12 時は 0 時と解釈します。 書式 %p が "pm" か "PM" を返す場合、12 未満の時刻には 12 追加します。
他の情報については、以下も参照: set xdata (p. ), time/date (p. )。
例:
set timefmt "%d/%m/%Y\t%H:%M"
竹野茂治@新潟工科大学