99.28.3 日時データ指定子 (time/date specifiers)

日時書式指定には、日時指定と相対時刻の 2 つのグループがあります。これ らは、 軸の刻みのラベルを生成したり、時刻を文字列にエンコードするのに 使われます。以下参照: set xtics time (p. [*]), strftime (p. [*]), strptime (p. [*])

日時書式は以下の通りです。

日付指定子
書式 説明
%a 曜日名の省略形 (Sun,Mon,...)
%A 曜日名 (Sunday,Monday,...)
%b, %h 月名の省略形 (Jan,Feb,...)
%B 月名 (January,February,...)
%d 日 (01–31)
%D "%m/%d/%y" の簡略形 (出力のみ)
%F "%Y-%m-%d" の簡略形 (出力のみ)
%k 時 (0–23; 1 桁または 2 桁)
%H 時 (00–23; 常に 2 桁)
%l 時 (1–12; 1 桁または 2 桁)
%I 時 (01–12; 常に 2 桁)
%j その年の通算日 (001–366)
%m 月 (01–12)
%M 分 (00–60)
%p "am" または "pm"
%r "%I:%M:%S %p" の簡略形 (出力のみ)
%R "%H:%M" の簡略形 (出力のみ)
%S 秒 (出力では 00–60 の整数、入力では実数)
%s 1970 年最初からの秒数
%T "%H:%M:%S" の簡略形 (出力のみ)
%U その年の通算週 (週は日曜日開始)
%w 曜日番号 (0–6, 日曜 = 0)
%W その年の通算週 (週は月曜日開始)
%y 西暦 (0-99、1969-2068 年の下 2 桁)
%Y 西暦 (4 桁)
%z タイムゾーン、[+-]hh:mm
%Z タイムゾーン名、文字列は無視

相対時刻書式は、時刻 0 地点のいずれかの側の時間間隔の長さを表現します。 相対時刻書式は以下の通りです。

時刻指定子
書式 説明
%tD 時刻 0 への相対的な正負の日付
%tH エポック時への相対的な正負の時 (24 での巻戻しなし)
%tM エポック時への相対的な正負の分
%tS 直前の tH, tM 項目に対応する正負の秒数

数字を表す書式には、先頭に 0 を埋めるために "0" (ゼロ) を前につけるこ とができ、また最小の出力幅を指定するために正の整数を前につけることもで きます。書式 %S と %t は精度指定も受けつけるので、小数の時/分/秒を書く こともできます。



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竹野茂治@新潟工科大学
2020-12-08