plot '-' matrix with image 5 4 3 1 0 2 2 0 0 1 0 0 0 1 0 0 1 2 4 3 e e
スタイル image は、グレイスケール (灰色階調)、またはカラーパレット値 を含んでいるピクセルの入力を処理します。よって 2 次元描画 (plot コマ ンド) では 3 列のデータ (x,y,value) を、3 次元描画 (splot コマンド) では 4 列のデータ (x,y,z,value) が必要になります。
スタイル rgbimage は、赤、緑、青の 3 つの色成分 (RGB) で記述されたピ クセルの入力を処理します。よって plot では 5 次元データ (x,y,r,g,b) が、splot では 6 次元データ (x,y,z,r,g,b) が必要になります。赤、緑、 青の各成分は [0:255] の範囲内にあると仮定されます。 これは、PNG や JPEG ファイルで使用されている仕組みに合っています (以下参照: binary filetype (p. ))。しかし、RGB 成分として [0:1] の範囲の実数値 を取る仕組みを使用するようなデータファイルも中にはあります。そのような データで rgbimage スタイルを使用するには、まず set rgbmax 1.0 とし てください。
スタイル rgbalpha は、赤、緑、青の RGB 成分に加えて、アルファ値 (透 過パラメータ) の情報も含んだピクセルの入力を処理します。よって、plot では 6 次元データ (x,y,r,g,b,a) が、splot では 7 次元データ (x,y,z,r,g,b,a) が必要になります。赤、緑、青、およびアルファの各成分は [0:255] の範囲内にあると仮定されます。RGBA 成分が [0:1] の範囲の実数値 であるデータを描画するには、まず set rgbmax 1.0 としてください。
rgbimage か rgbalpha のいずれかでの描画で色要素用にデータ 1 列しか指定
しなかった場合は、それは、alpha=0 は不透明、alpha=255 が完全な透明を意
味する、32 bit パックの ARGB データであるとみなします。このアルファ値
の見方は、アルファ値が別の列で与えられる場合は古臭い慣習ですが、しかし、
色を設定する必要のある個々のコマンド用の ARGB パックの仕組みには合って
います。