3 次元グラフ (splot) の凡例の配置は、デフォルトでは fixed オプショ
ンを使用します。これは、以前の版の gnuplot とは異なる挙動であるこに注意してください。fixed による配置は、inside による配置に似ています
が、重要な違いが一つあります。3 次元グラフの視点が回転したりスケールす
ると、それに伴なって描画の境界も変化します。凡例の配置が inside の場
合は、視点が変更するときにこれらの境界が移動するため、凡例も移動します。
fixed の場合は、視角やスケールの変更を無視して凡例を配置するので、グ
ラフが回転しても、凡例の位置はキャンバスの一つの場所に固定されたままに
なります。
なお、2 次元グラフでは、fixed オプションは完全に inside と同じです。
splot で等高線を書く場合、デフォルトでは異なる線種の個々の等高線レベ
ルに対して、別々の凡例の項目を生成します。これを変更するには、以下参照:set cntrlabel (95.12)。
竹野茂治@新潟工科大学
2019-01-08