デフォルトのもっとも小さい数字の限界 (1e-5) は、変数
FIT_LIMIT
反復数の最大値は変数
FIT_MAXITER
更にそのアルゴリズムを制御したい場合で、かつ Marquardt-Levenberg アル
ゴリズムを良く知っている場合は、さらにそれに影響を与える変数があります。
lambda (λ) の最初の値は、通常 ML 行列から自動的に計算されますが、も
しそれをあらかじめ用意した値にセットしたければ
FIT_START_LAMBDA
FIT_LAMBDA_FACTOR
fit には FIT_ から始まる変数が他にもありますから、ユーザ定義変数とし てはそのような名前で始まる変数は使わないようにするのが安全でしょう。
変数 FIT_SKIP と FIT_INDEX は、以前の版の gnuplot の、gnufit と呼ばれていた fit パッチで使われていたもので、現在は使用されていません。 FIT_SKIP の機能はデータファイルに対する every 指定子で用意されていま す。FIT_INDEX は複数当てはめ法 (multi-branch fitting) で使われていたも のですが、1 変数の複数当てはめ法は、今では 疑似 3 次元当てはめとして行 なわれていて、そこでは枝の指定には 2 変数と using が使われています。 以下参照: fit multi-branch (75.5)。
竹野茂治@新潟工科大学