書式:
set terminal pdf {monochrome|color|colour} {{no}enhanced} {fname "<font>"} {fsize <fontsize>} {font "<fontname>{,<fontsize>}"} {fontscale <scale>} {linewidth <lw>} {rounded|butt} {dl <dashlength>} {size <XX>{unit},<YY>{unit}}
デフォルトでは、個々の線種に対して異なる色を用います。monochrome を選 択すると全ての線種を黒で描きますが、モノクロモードでも塗りつぶし領域や ラインスタイルでは明示的に色を使用することができます。
< font> はデフォルトで使われるフォント名 (デフォルトでは Helvetica) で < fontsize> はポイント単位でのフォントサイズ (デフォルトでは 12) です。 どのようなフォントが使えて、新しいフォントをインストールするには、とい ったことに関しては、ローカルにインストールされている pdflib のドキュメ ントを参照してください。
オプション enhanced は、拡張文字列処理機能 (下付き文字、上付き文字、 および複数のフォントの利用) を有効にします。以下参照: enhanced (14)。
描画における全ての線の幅は linewidth で指定する因子 < n> で増加するこ とができます。同様に、dashlength はデフォルトの点線の空白部分に対する 積因子です。
rounded は、線の端や接合部を丸くし、デフォルトの butt は尖った端と 角張った接合部を使用します。
PDF 出力のデフォルトのサイズは、5inch x 3inch です。オプション size は、これをユーザの指定するものへ変更します。デフォルトの X, Y サイズの 単位はインチですが、他の単位も使用可能です (現在は cm のみ)。
竹野茂治@新潟工科大学