set term png tiny
多くのシステムで、libgd は Adobe Type 1 フォント (*.pfa) と TrueType
フォントへのアクセスも提供します。その場合フォント自身の名前ではなく、
フォントファイルの名前を、"<
face>
{,<
pointsize>
}" の形式で与えます。
ここで、<
face>
はフォントファイルのフルパス名か、または環境変数
GDFONTPATH で指示されるディレクトリの一つの中のファイル名の先頭部分、
のいずれかです。よって、'set term png font "Face"' は、
<
あるディレクトリ>
/Face.ttf か <
あるディレクトリ>
/Face.pfa というファ
イル名のフォントを探そうとします。例えば、GDFONTPATH に
/usr/local/fonts/ttf:/usr/local/fonts/pfa が含まれている場合は、以下のコマンドの 2 つずつはいずれも同じことになります:
set term png font "arial" set term png font "/usr/local/fonts/ttf/arial.ttf" set term png font "Helvetica" set term png font "/usr/local/fonts/pfa/Helvetica.pfa"
set term png font "arial,11"
TrueType と Adobe Type 1 フォントは、完全に大きさの変更や回転が可能で す。"set term" コマンドでフォントを指定しなかった場合、gnuplot は別の デフォルトフォントの設定があるかどうかを調べるために環境変数 GNUPLOT_DEFAULT_GDFONT を参照します。
竹野茂治@新潟工科大学